NANAです。
大人でも赤ちゃんでも、ビタミンKは出血を止めるのにとても大切なものです。
ところが生まれたばかりの赤ちゃんはビタミンKを作る腸内細菌がほとんどなく、出血が起こった場合重症化しやすいそうです。
また母乳にはビタミンKはほとんど含まれないため、母乳栄養や混合栄養の場合、生後3ヶ月頃までケイツーシロップを投与しビタミンKを補うことが必要と聞きました。
赤ちゃんは話したり意志を伝えることができず、頭の中やお腹の中で出血したとしてもわからないので、ビタミンKを補充するのだそうで、母乳育児の私の息子はもれなくケイツーシロップの対象となりました。
入院中はスタッフさんが2回投与してくれていました。
恐らく入院中のシロップに関しては、栄養方法に関わらず赤ちゃん全員が投与されていると思われます
さて、母乳栄養でやっていくことになった私。
入院中に薬剤師さんから丁寧に投与方法を説明してもらいました
シロップというくらいなので、薬は液体です。
飲ませる時、そのままではなく、10㎖以上の母乳やミルクで薄めるように言われました。
ただ、飲み切れるようにそんなに多い量で薄めないようにとも言われました難しい!
少量なので哺乳瓶ではなく、スプーンや、哺乳瓶の乳首の部分に入れて飲んでも良いとのこと。
哺乳瓶に入れた際は、飲み終わったあと底にちょこっと残ったミルクも、スポイトですべて口に入れるように指導されました(スポイトはくれました)
ちなみにケイツーシロップは、決められた曜日に週1回、3ヶ月くらいまで(11回かな?)続きます
なかなか多いです…!
また吐き戻した時の対処法や、投与し忘れた際のやり方等も丁寧に説明してくれました。
たぶん、これからのお母さんも薬剤師さんから説明があると思うので、それについては割愛します
さて、実際退院してからすでに7回ほど投与する機会がありましたが、今のところ失敗せずにできています。
1回目は搾乳が上手くできず、結局固形ミルクを使ってそれに混ぜてなんとか飲めました
2回目も上手くできる気がしなくて、最初から1回目と同じ方法で投与しました。
ケイツーシロップの投与を2回終えたあと、2週間健診があり、助産師さんとお話をする機会がありました。
話の中で、母乳栄養だけどケイツーシロップのときだけ搾乳が上手くできずミルクで薄めていると伝えました。
助産師さんは、私のおっぱいを確認したあとだったので、
『搾乳でいけそうですけどね!』
と、その場で少し搾乳し、母乳が飛ぶ笑
『しっかり出るし、次回は張ってる時に搾乳してみては?』
と、アドバイスされました
3回目以降はおっぱいが張っているタイミングと授乳のタイミングを見計らって哺乳瓶に直接搾乳し、だいたい20-30㎖くらい搾ることができたので、それ以降はミルクを使うことなくケイツーシロップの投与ができています
ちなみに1回目の時から、哺乳瓶でのケイツーシロップは、
旦那が飲ませています
最初はうまく飲んでくれず、私に変わってほしそうでしたが、結局最後まで飲ませきり、本日7回目の投与も旦那が頑張ってくれました
もちろん私がやってもよかったのですが、授乳の時の赤ちゃんの顔って、なんていうかとにかくかわいいんです
一生懸命で、必死で…なんとも言葉で言い表せないですが、それを哺乳瓶でも旦那に見てもらいたい、感じてもらいたい!!っていうのがあって。(おっぱいと哺乳瓶では全く同じでは無いでしょうが…)
ケイツーシロップは3ヶ月までだから哺乳瓶で母乳をあげるのも残り少しですが、かわいい授乳姿を共有できております
ちなみに1月末に1ヶ月健診があり、その時に息子は採血がありました!
ちゃんとビタミンKが足りてるか見る項目もあって、正常値だったのですが、ケイツーシロップを投与しても、わりとギリギリの値でした
母乳しか飲んでないし、やっぱりケイツーシロップは必要なんだなぁと思いました
予防接種同様、添加物が入っているから飲ませないでほしいというお母さんもいるそうですが、もし飲ませないで脳出血でも起こした時に、後悔するのもお母さんなんじゃないかなぁ…と考えてしまいました
飲ませる選択も飲ませない選択も、お母さんが子どものためを思って選択していることには変わりはないのですが…
少なくとも私は、こんな添加物だらけの世の中で添加物に触れず生きていくことなんて無理だし、ケイツーシロップの投与量は1回たったの1㎖!
添加物なんて微々たるもの!と、まっったく気にもしていませんでした笑
最後にケイツーシロップの投与に関しては産院で多少バラつきがあるようなので、私のはあくまでひとつの例です。
指導された方法もたぶん産院によって違うので、参考までに。。
では、皆さまの育児生活が楽しいものでありますように