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久しぶりに本の感想書くなぁ。
しかもBL。

腐女子健在っぷりを見せとかないと!!(誰に?)



実家帰って、物置になってる自分の部屋を覗いたら、これが無造作に!!

そーいや、発売されてすぐ買って読んで……それから見かけないなぁと思ってたら実家にありましたよ(´Д`)



あっぶねー!!

BLコミックを家に放置してたなんてwww



見つかってないはず……です。家族に。
少し隠れたとこにあったし(-.-;)他の普通の本と紛れてたし(-.-;)


表紙を見てもBLとは気付かなくても、帯に思いっきり
『男とセックスするのは、怖いですか……?』
だからなぁ( ̄▽ ̄;)


見られてたらヤバイ。



見つけたのをいいことに久しぶりに読んだら、やっぱりええ漫画やm(._.)mうんうん。



一応あらすじ、紹介しましょうか。

優柔不断な性格が災いして不倫という「過ち」を繰り返してきた恭一。ある日彼の前に妻から依頼された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬だった。ところが、不倫の事実を妻に伝えないことを代償として今ヶ瀬が突き付けてきた要求は、「貴方のカラダと引き換えに」という信じられないもので…。



よくBLでは、「カラダと引き換えに…」みたいな、安易で『えーー!やっぱりかーい』という有り得ない契約が出てきますが、
安易な契約が好かない私には、この契約には今ヶ瀬の長く切ない片思いが込められているので、全然クリアですし、

それ以前に恭一がどっちつかず過ぎて、今ヶ瀬頑張れ!という心境でした。


今ヶ瀬はキレイでカッコよくて色気もあって、だけど男らしくて。一途で。

恭一を想う気持ちを抱える今ヶ瀬はすごく切ないんですよね。


今読んでもそれは変わらないんですが、
一年前読んだ時はそこで終わっていたのに、今は少し違う事を思いました。
ってか気付きました。


私もこの一年で、いろんな事を考えたり経験したりして、自分はこういう人間だという事をより認識した上で、この本を読むと、
恭一が私と被ってみえて……(*_*;



相手から向けられる好意に弱くて流されやすくて、彼女がいるのに浮気しちゃったり。
たとえそれが男からのアプローチだとしてもハッキリ断れなくて、友達みたいな付き合いはしてるけど、じゃあ今ヶ瀬が期待していざ持ち込もうとすると、『それとこれは違う!』『俺はゲイじゃない!』と拒否する。
じゃあと今ヶ瀬が目の前から消えると気になって気になって追い掛けて、『なんでいなくなるんだ!』とか訳の分かんないこと言って、また引き寄せて期待させて。
だけどいざとなると、『ゲイじゃないから!』と拒む。



人の好意に流されるし、好かれるのが嬉しい。
自分からハッキリ断ち切ることはせずに、嫌われるのが怖い。



なんか、私の嫌な部分を恭一が体現しているようで、読んでいて少し苦しかったです。

またそれを今ヶ瀬が
『いい加減にしてくれ!』とか
『貴方って優しいけど、中途半端だから残酷なんですよ』とか
『貴方みたいなタチの悪い男最悪ですよ。けど、見た目が綺麗で人間ができてて自分にいい思いをさせてくれるような、そんな完璧な人をみんな探してると思ってるんですか?貴方はそうゆう相手しか好きになれないんですか?
……いい歳して……本当の恋ってものを知らないんですね!!』
恭一に浴びせるんですよ。


これらの台詞が、私の胸をグサグサと。




私の心に迫る作品っていう印象に変わりましたね。


いやまぁ、恭一みたいにほいほいと誰かに恋愛の意味で好意を持たれた事がないので、浮気するとかしないとか以前の問題で、かなり平穏に暮らしてますが。

前、親しかった人に『ななをは流されやすいんじゃけん、コロッとやられそう(-.-;)』って言われた時否定できなかった事がありました。



いつか来るモテ期に備えとかないと……。




とまぁ、私の話はどうでもいいんですが、あまりに私の痛い部分が恭一で、更に今ヶ瀬が痛いとこをグサグサに刺してくるので、かなり読み返すのが辛かったですね。


辛いけど、やっぱりいい作品なんで読んじゃうっていう。


人の暗くて弱い部分を表に曝して、ぐっちゃぐちゃに掻き乱しても、それを全部含めて愛するっていう、BLならではだけど、BLを越えた漫画ですよね。


やっぱ評価が高いだけはあります。



危ないので、一人暮らしの部屋に持って帰りましたよ。