エミリー・ブロンテ 「嵐が丘」 | 大相撲・高校野球・映画・小説 nanami1964のブログ

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アラフィフの大阪の主婦です。
映画は18歳から観てます。
ミニシアター系。高校野球。
大相撲。 プロ野球。
男前の方が大好き♡

エミリー・ブロンテ「嵐が丘」
この小説は
めちゃめちゃ好きで
高校生の頃から
何回も読んでいる♡

中・高校生の頃の私は
漫画ばっかり読んでいて
ほとんど
小説を読んでいなかった! 
(>人<;)
読んだ小説で
覚えているのは筒井康隆
レイ・ブラットベリ…。

そんな高校生の頃
友達に全巻借りて
夢中になった
演劇漫画「ガラスの仮面」
その主人公・北島マヤが
「嵐が丘」の
キャシーの子ども時代を
演じていたので
この小説を
読んでみたくなったんだと思う。
たぶん
最初はそんな感じ。
 ( ̄ー ̄)
小説も
たまには読まなきゃ!って
心の中で
ずっと思っていたし。


若い時は
ヒースクリフが大好きだった♡
ヒンドリーにいじめられて
不幸だったけれど
立派になって
屋敷に戻ってくるヒースクリフ。
あの場面は特に好き!
キャシーとの愛も
情熱的でステキだし♡

財産のことだけ考えたら
ヒースクリフの復讐物語
ともとれる「嵐が丘」
私は
あんまりそんな見方は
したくないけど。


今回
久しぶりに読み直したら
エドガー・リントンの
可哀想なこと!
そちらにばかり
気がいってしまった。

キャシーは
ヒースクリフとは
一心同体だと
ネリーに言いながらも
エドガーと結婚する。

ヒースクリフが
舞い戻ってきてからは
エドガーは
片時も
落ち着くことができない。

そして
エドガーの妹イザベラは
ヒースクリフと
結婚してしまうのだった!

妻キャシーが亡くなり
美しく育った娘
キャサリンのことを
心配しながら
エドガーも病で亡くなっていく…。
なんて悲惨なのか…。


とても力強くて
悲しいストーリー。

最後は
キャシーの娘キャサリンと
ヒンドリーの息子ヘアトンの
未来が
明るく描かれていて
希望が持てる。


この物語の
ほとんどをしめる
ネリーの優しい語り口がいい♡
訪問者ロックウッドは
あんな壮大なストーリーを
ネリーから直接聞けたなんて
うらやましい!
なんて思ってしまう。

そして
ジョウゼフ!
彼は
なんて長生きなのだろうか!


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