前回の記事に引き続き、滞在1日目の夜について書いていきます。
夜のため、iPhoneで写すことが困難でした。
なので、写真少なめでお送りします。(涙)
↓コチラ前回記事↓
夜はナイトツアーに参加しました。
ツアーは、竹ネイチャーさんにお世話になります。
3海岸を回り、時間ギリギリに…!
ペンションへ戻り、急いで準備をします。
19時ピッタリに、お迎えがやってきました。
ナイトツアーは、私たちを含めた9人+ガイドさんで回ります。
満員御礼です。
まずは、小笠原諸島の固有種「オガサワラオオコウモリ」をウォッチングするために「亜熱帯農業センター」へ向かいます。
ナイトツアーは、
暗闇のジャングルみたいなところを歩くのかなー
なんて思ってたのですが。
きちんと舗装された道ばかりだったので、ビーサンでもOKでした。笑
(蚊がいるので、虫除け対策は万全にしましょう!)
さてさて、コウモリです。
このヤシの木の上に3羽のコウモリが
お食事にやってきているのですが…
見えないですね。笑
周りは真っ暗なので、赤いライトで照らして見ます。
なぜ赤いライトなのでしょう??
コウモリと言えば、暗い洞窟の中に住んでいますよね。
そのため、目が退化し、代わりに超音波を使って飛びます。
でも小笠原のコウモリは違います。
日中は木の上で暮らしています。
なので、目が退化する事なく、ものを見て、判断して飛びます。
なので、フラッシュなどを使ってしまうと
ビックリして逃げちゃうんですね。
ガッツリ、しっかり、見たい方は、ビジターセンターに行くと
コウモリの標本を見ることができますよ。
コペペ海岸へ移動し、小笠原の固有種「オカヤドカリ」を探します。
いました!
目が退化しているので、光を当てても大丈夫です。
代わりにニオイで周囲の情報をキャッチしているとか。
この子は、なんとも素敵で大きな貝殻を背負ってますね〜
でも、これ。
貝殻じゃないんだって。
「アフリカマイマイ」という外来種のカタツムリの殻だそうです。
大きい=大人
という訳でもないそうです。
オカヤドカリは、宿の大きさに合わせて、体も大きくなるそうです。
なので、この子もそれなりに大きかったですが
もしかしたら子供なのかも…。
*
コペペ海岸といえば、小笠原諸島の中でも
星がもっとも綺麗に見えると言われている、海岸です。
見上げると、天の川が!
夏なのに、星空が本当に綺麗に見えました。
三脚を持っていれば…
良い写真を撮れたろうに(涙)
最後に、緑色に光るキノコ「グリーン・ぺぺ」を探します。
いない…
ガイドさんが、竹やぶに入って探してくれて、
グリーン・ぺぺの「菌糸」を見つけることが出来ました。
ほんのり光って見える…かも?
グリーン・ぺぺは、たった3日間しか緑色に光らないそうです。
キノコなので、前日に雨がいっぱい降って
ジメジメしていると、見つけやすくなるそうです。
出会えたら、本当にラッキーですね。
グリーン・ぺぺを見る事ができなかったので
代わりに小笠原の「オレンジ・ぺぺ」を見に連れて行ってくれました。笑
(写真)
正式名称は「VERA小笠原観測局」。
今は動いていませんが、これで天の川の観測をしていたそうです。
ツアーは2時間で終了しました。
夜の小笠原の姿を見る事ができて、とても楽しかったです。
特に、コペペ海岸で見た星空が
本当に綺麗で、ずっと見ていられる。感動しました。
ナイトツアーの他にも、スターウォッチングというツアーもあるので
じっくり星を見たい方は、参加してみても良いかもですね。
こちらの記事に続きます