毎日毎日、子どもにガミガミ言ってる。
出したものは出しっぱなし、食事の途中で遊んでしまってなかなか食べない。
言わなきゃ決められた手伝いをしない。それも中途半端。
ガミガミのもとはあちこちに散らばっている。
先日娘に、
「おとなになったら子ども産みたいと思う?」と聞いたら、
ちょっと悩んで、
「お母さんみたいにずっと怒ってる親になりたくないんだよな・・・」
と言われてしまった。
反省。
こんな私の理想のお母さんは、
一田憲子さんのウェブマガジン「外の音、内の香」の中で「私の段取り日記」という連載を持っている、坂下真希子さん。
坂下さんは、この春中学校を卒業する息子さんと、小2か小3くらいのお嬢さんの2児の母。
ブログではおもに、どんなふうにお子さんと過ごしたか、
何を作って食べたか、のほか、
友人との食べ歩き情報が書かれる。
たまにおひとりさま食べ歩きのことも。
お店のセレクトも私の好きなタイプなので、
いつか行きたいなーと、グーグルマップに保存しているお店が多数・・・・。
毎週水曜日に坂下さんのブログが更新されるのが楽しみ。
坂下さんは食べ物関係の仕事をしているそうで、
さすがに料理が上手いしおしゃれだしおいしそうだし・・・。
しかし、なによりも、食卓が楽しそう。
私はついつい、「これだと甘すぎる」「これだとカロリー高すぎる」「子どもにカフェインは与えないほうがいい」みたいなことを考えて、
ストイックな食卓になってしまう。
「子どもが喜ぶか」という観点は私の食卓にはない。
そして、お子さんとのお出かけ先でも実におおらかに、
たくさん食べている。
お子さんのリクエストでカフェに入ったり
買い食いしたり。
子どもとのお出かけでもストイックぶりを発揮してしまう私は、
坂下さんの、お子さんとの楽しそうな様子を見ると、
「いったい私は、誰の、なんのために生きてるんだろう??」と考え込んでしまうほど。
・・・・はい、相当私、ケチで修行僧みたいなんだと思う。
だから子どもも、私と一緒にいても楽しくないだろうと思うのだ。
もちろん坂下さんだって、
お子さんを叱ったりすることもあるだろうし、
美しいところだけ切り取ってブログに掲載しているんだろう。
それにしても、
ここに掲載されているだけでも、じゅうぶん、憧れのお母さん!
いまもこれを書いている真後ろで兄妹勃発。
ため息しか出ない。
けれど、本日は一粒万倍日とか、宇宙元旦とか言われているらしい。
本日からでも坂下さんみたいなおおらか(に見える)お母さんになりたい。