🌏美しい地球を旅するあなたへ🌺


猛烈のろのろ台風🌀


ゲリラ豪雨や風の被害が多く


この暑い中停電まで‼️心配です。


週末に過ぎ去ってくれるのを願いつつ


お出かけにならず


くれぐれもお気をつけて


お過ごしになって下さい。


📕📕📕


今日ご紹介するのは


バッハが生まれる118年も前


1567生まれの作曲家モンテヴェルディの


オペラ『オルフェオ』のお話し。


モンテヴェルディは


ルネサンス末期からバロック初期に


活躍したイタリアの作曲家。


1607年に初演されたこの作品は

今では誰もが知る物語⤵︎

太陽神アポロの息子で竪琴の名手

彼の奏でる音楽には

植物や動物までも魅せられる

半分人間半分神様的存在。

そのオルフェオと


妻エウリディーチェの悲劇なのですが、


まずは"トッカータ"と呼ばれる

一風変わったオペラの序曲を

お聴き下さい⤵︎

ファンファーレが楽しげな


始まりを告げる序曲、


太鼓も印象的で、


ファンファーレは短い序曲の中で


3回も演奏されます。


"触る"を語源とするトッカータは


湿度や温度差の中に置いてある


ホールや宮殿の楽器を試し弾きする


即興的な演奏から始まり、


独立した様式となっていくのですが


モンテヴェルディのオペラでは


前奏として使われて


劇中の地上を表すとも言われています。


制約が多く自由のない世の中での


数少ない娯楽の1つだったオペラ


物語の神様になぞらえて、


当時の人々は何を思い表現していたのか


唯一の自由があるとすれば


それは芸術の中に隠されたメッセージ。


時代は大航海時代、ルネサンスからの文化の発展


そして宗教戦争へと向かう途中、


世の中の変わり目に生まれた


初期バロック時代の楽譜が残っている中で


最古の音楽による寓話『オルフェオ』

(当時オペラという言葉はなかった)


本編はまたの機会に


🎸今日もお気をつけて豊かな1日を🍃


当時使われた古楽器ツィンク

(コルネット)