初演当時のイラスト

❤️美しい地球を旅するあなたへ💐


人にお話を語れる年になったなぁと


つくづく思うこの頃。


幾千もの物語と、出会ったユニークな仲間、


そして自分の経験から、


聞く人が居れば限りなく続くお喋り😆


🏬🏬🏬


今日はパリのオッフェンバックが作った


『ホフマン物語』のお話です🎶


オッフェンバックは


ドイツ生まれでフランスに帰化した


オペレッタの生みの親

(⇨規模の小さなオペラで

喜歌劇とも訳され

台詞が入っているのが特徴です。)


そんな彼が生涯手を入れ続けて書いた


唯一の未完のオペラなのです。


主人公は詩人のホフマン


オペラ『ドン・ジョバンニ』を鑑賞中、


プリマドンナとして出演中のステラは


ホフマンの元カノ


ホフマンには芸術の女神ミューズが取り憑き


彼の恋を見守ります。


ステラは公演後に会おうと


ホフマンに手紙と鍵を渡す様、


召使に託すのですが、


彼女を狙う上院議員リンドルフに


手紙を奪われます。

オペラ座前の酒場に入ってきた


ホフマンとミューズが変身したニクラウス、


入ってきた賑やかな学生たちにせがまれ


ホフマンは


『クラインザックの歌』を歌い出す。

ミューズ(女神)だの魔法だの


不思議な設定が多い作品で


そもそも初老のホフマンに取り憑くミューズは


彼が詩人の道を歩む事を望んでいる。


そして、詩人が恋を選ぶ時が来た!


と、友人に化けて状況を見守っています。


ホフマンには生涯で3度の恋と


失恋の経験があり


実はそれは元カノの幻影を追い続けた


思い込み(ここでは魔法🪄)の世界で


結果失恋💔(とこれも思い込み)


そんな大切で苦い恋物語なのです。


さて、同じクラインザックの歌の


映画🎬の名盤です!


字幕はありませんが


本場の雰囲気をお楽しみ下さい。

尽きない詩人のお話は


荒唐無稽で真剣で側から見ると


惹き込まれる不思議な魅力があります。


この曖昧な季節に


架空のファンタジーで気を晴らそうと


選んでみましたが


謎の森に入り込んだ気分です😆


続きはまたの機会に


!?今日もお気をつけて豊かな1日を☘️

ホフマン物語📕初演のスケッチ