🌌美しい地球を旅するあなたへ🌠


5月最後の日


今年は暑くなりそうですね💦


アイルランド生まれの作曲家

ジョン・フィールドは、

オルガニストの祖父とヴァイオリニストの父の

血筋なのか、子供の頃から才能に溢れ

過酷な英才教育を施されます。

フィールド一家はジョンの教育の為に

イギリスに移住して

先生はなんと!ソナチネアルバムに

よく登場する作曲家クレメンティ。

新しい楽器を創り販売していたクレメンティは

フィールドを宣伝ピアニストに使ったり

演奏旅行に同行させたり演奏させたり

その内に国に帰るのですが、

フィールドはペテルスブルクに残り

師匠から支援者を紹介されます。

それかロシアのマルクロフスキー将軍、

パトロンとなった彼の元

フィールドは見事大スターとなり

彼の作品の殆どはこのロシア時代のものです。

さて、彼が紆余曲折の後新しく


打ち立てたピアノ作品の様式"ノクターン"


今日は第2番です。


モデラート モルト エスプレッシーボ


速くも遅くもなく非常に表情豊かに

これぞ"夜想曲"と思わせる


静かな夜の物想いです。


左手の分散された和音に乗せて


右手が歌う様に奏でられるスタイルは


フィールドの定番


静かに悲しみと向き合う


そして澄んだ魂も見え隠れして


淡々と穏やかに生きる


透明な美しい歌うロマンの世界🗺️


ショパンが尊敬して憧れたフィールドの


演奏会のお客様はリストやシューマンなど


有名な音楽家ばかりでした。


続きはまたの機会に


🌉今日もお気をつけて豊かな1日を🌂

花盛り