リュート

☔️美しい地球を旅するあなたへ☀️


数日前の朝


職場の電話がなり


大至急と同僚が呼び出された。


何となく虫の知らせがあり


やはり親御さんの訃報でした。


飄々とした楽しい方なのだけど


不思議な感覚に囚われたと


その時(亡くなった時間)の


授業中の事を語っておられた。


生徒が何故か


命に関する歌をリクエストする、と。


私も父が亡くなる前に


良い曲だなぁと購入して着信音にした


『Time to Say Goodbye』


題名にギョッとしたのを覚えている。


今日は哀悼の意を表し


イギリスの作曲家ダウランドの


ラクリメ(涙のパヴァーヌ)を


ご紹介します。


本来はリュート伴奏で歌われる歌曲ですが


器楽曲としても大流行しました。

カトリック教徒だったダウランドは

(1563〜1626)

イギリスでは宗派が違い職を得られず


海外でリュート奏者として活躍します。


パヴァーヌは舞曲の事で


ラクリメ(涙)の名の通り


下降する音形で流れる涙を連想します。


身近な人が突然居なくなると


不思議な空虚感に襲われる、


そんな心の隙間に優しく流れ込む


リュートの柔らかい音色。


この世から旅立った魂と


残された魂が癒されます様に。


🙏今日もお気をつけて豊かな週末を☀️