☘️美しい地球を旅するあなたへ🌷


心地よい季節。


森公園でリュック枕に寝そべって


森林浴したり読書したり📖


バードウオッチングしたり


見上げればこんな世界↓

連休も終わりに近い。


普段モードへと気持ちを鎮めたい時


私はブラームスを聴く。


ブレない職人の様な作風と精神は


心をしっかりと整えてくれる。


決して華やかではなく


時代に流される事なく


独自の美意識で作品を生み出すブラームス。


その魅力は聴けば聴くほど良さが分かる


ブラームスマジック🪄と感じています。


彼のあまり演奏されない作品を


ご紹介したいのですが


今日はそのプロローグとして


歌曲を2つお聴き頂きたいです。


『Komm Bald』『すぐに来て』
グロート 詩

どうして来ないの?
くる日も来る日も
庭は花が咲いているよ、
花咲けるものはみんな
だれが来て数えるって言うんだ、
この美しく咲いてるものを?
瞳だけが欠けているんだ、
花を眺めてくれる

ぼくの瞳は茂みから森へと漂って行くんだ
ぼくには思える、
他の人でもそれは夢を見てるみたいなものだと
そして愛しい人たち、ぼくに忠実で
いつも一緒にいてくれる人たちの中でも、
きみがそばにいてくれたなら!

(歌詞はドイツ語です↓)

リアルに恋人を待ち望む歌❤️


控えめで穏やかな情熱。


もう一曲は同じくグロートの詩による歌曲


Wie Melodien zieht es mir leise durch den Sinn』


『旋律がそっと心にふれる様に』


メロディのように

ふと何かが心をよぎる

それは春の花のように咲き出で

香りのように漂いゆく


ところが言葉がやってきて

それをつかまえ

目の前に引っ張り出すと

まるで灰色の霧のように 色あせて

息のくもりのように消えてしまう


それでも詩の韻律には

なにかしら香気がかくされている

それは涙に濡れた瞳が

沈黙の萌芽から

何かを呼び寄せたのだ

この歌の気品 色香


そして詩の巧みさが好きな一曲。


ブラームスは敬愛する師匠シューマンの


奥様クララ・シューマンへの憧れを


生涯貫いたお話が有名ですが


普通に恋して付き合った女性も


何人か居たのです。


ブラームスのリリシズムは


浮かれた心を静かに鎮めてくれる


私の魔法使い🧙‍♀️


この歌曲から生まれた曲


明日ご紹介します。


チューリップ今日もお気をつけて豊かな休日をカエル

ブラームスの愛したスイス トゥーン