🌹美しい地球を旅するあなたへ🌷


プッチーニは最後のオペラとなった


トゥーランドットの作曲にあたり


主人公を理解できず憂鬱だったと聞きます。


何度もやめたい!と悩み


病とも戦いつつの作曲でした。


この作品で彼が最も感情移入したのが


清らかな心優しいリュー❤️


そしてカラフ王子でした。


劇中で姫の残忍さに


嫌悪感を抱くカラフ王子や


そのリューが自害したシーンに🎬


思い入れが強かったプッチーニ。


リューのアリアの優しさや多さにも


その気持ちが現れています。


そしてリューの最後のアリアを書き上げ


プッチーニはこの世を去ってしまいます。


これは偶然ではない気がします。


台本とプッチーニのスケッチ


そして今までの作品作りを参考に


友人のアルファーニが作曲したフィナーレは


清らかな乙女、リューを失って


『あなたが死なせた女の血だ🩸』


と歌い始めます。

👸私の魂は天にある、近づくな!


と、拒む姫でしたが。


🤴あなたの冷たさは偽りだ!とキスをする。


それでも、


👸私の負けです、秘密と共に去って下さい。


と頼む姫に、愛を手にしたと確信した王子は


自分の名前を告げます。


👸私の勝利だ❣️


しかしもう以前の姫ではありません。


夜明けの宮殿の庭で


👸私はこの者の、名を知っている。


それは"愛❤️"だ!


そうしてハッピーエンド


人々に祝福されて、幕を閉じます。

泉の様に湧き出ていた


プッチーニの創作の流れを滞らせ


3年も悩ませて出来た最後のオペラ


確かにトゥーランドットが


愛ある女性に変貌を遂げるのは


無理がある内容だけど


作る側としては自然な流れや


きっかけを納得いく形で見せる


聴かせる訳だから


至難の業だったと想像します💭


プッチーニの残した最後のオペラ

『トゥーランドット』


有名なアリアとあらすじをご紹介しました。


最後の3年間の創作の工夫や苦悩が


作品の端々に現れています。


どこを切り取っても聴きごたえあり。


一生に一度は観るべきオペラのお話しは


これでお終いです。


最後までお読み頂き


ありがとうございました😊


🌷今日もお気をつけて豊かな1日を☘️