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ドイツ中世のおとぎ話を元に
チャイコフスキーの妹の子供のために
創られたバレエ音楽『白鳥の湖』
振付師や演出の問題もあり
初演は評判もそこそこで
しばらくお蔵入りになり
死後2年後に再び再演され
今やチャイコフスキーの代表作となりました。
ストーリーに関係のない
踊りのシーンが多い第3幕は
余興(ディベルティスマン)と呼ばれています。
王子の花嫁候補が勢揃いする舞踏会で
各国の踊りが披露されます。
今日はその中から"ハンガリーの踊り"
テンポが速くなる踊りの楽しさとは裏腹に
ドギマギする木管のアンサンブルは
華やかさを盛り立てています。
続いてコルネット奏者の見せ場でもある
"ナポリの踊り"です❣️
イタリアの開放的なカンツォーネが
コルネットで心地よく歌われ
後半は速いテンポのタランテラに🩰
続いて余興の最後を飾るのは
ポーランドの華やかな"マズルカ"
花火の様な打楽器のリズムとメロディで
華やかに始まり
途中はクラリネットの二重奏と
小編成のアンサンブルに
また豪華に幕を閉じます。
他にも"ハンガリーの踊り"や
"スペインの踊り""ロシアの踊り"など
見どころが沢山あり
演出家や振付師や版により多少変化する
楽しみもあります❣️
第3幕のメインの物語については
またの機会に
今日もお気をつけて豊かな1日を🎨