若き日のメンデルスゾーン

スター美しい地球を旅するあなたへ🛩

音楽を志す生徒が入ってくる

高校で教えて20年以上経ちますが

16歳の青年にも何人か会いました。

人によりますが基本的に

クラシックを学んできた子達はとても真面目
(一部の例外を除いては😆)

そして目の前の事をコツコツとこなす

根性が身についています。

と同時にやるせない精神も抱えていて

挫折と青春とでも言うべきか

情熱、野心、憂も捻くれた心も感じられる。

プライドを守りながら

音楽の本質を示すと

解る子は黙々と取り組み

解らない子は道に迷い挫折しそうになり

舵取りを生徒により加減しながら

音楽に向かわせる毎日なのです。

天才メンデルスゾーンの16歳は

どんな感じだったのでしょう?

恵まれた環境に居て才能があっても

彼なりの憂いを抱えていたのだなと

感じられる、オクテット(弦楽八重奏曲)

作品20より今日は 🎼第2楽章

Andante(歩く速さで)

何と大人っぽい憂いである事か‼️


それでいて純粋でクリスタルの様な


魅力的な楽章です。


メンデルスゾーンは9つの言語と、


スポーツ系、絵画、


もちろんお勉強や音楽も楽器も


幾つもの習い事を朝早くから夜までこなす


超ハードな毎日を送っていました。


また、こなせてしまうのが優秀で


天才的でもあったのでしょうが


16歳で既に不眠だったと言われていて


そんな憂もあったのかな?と


想像しながら聴いていました。


続きはまたの機会に


ラブラブ今日もお気をつけて豊かな1日を音譜

千鳥草