平野啓一郎さんの本はこれが初めて。


映画の宣伝で興味を持って読みました。


ミステリーのようだけどミステリーじゃない。

人間模様や色んな人生が描かれていて、どんどん読み進めたくなる。

人の人生を生きてた大祐、今を悩みながら生きている城戸、どちらも根底には自身の生まれに繋がっている。


偏見、差別、そうしないようにしてきたつもりだけど、この本を読みながら差別する側、される側、自分だったら…と色々考えさせられました。


最後の終わり方もとても現実的な終わり方だなぁと思いました。