して準備する。(紙媒体への利用にて)

◆「芸妓の図」紙本、彩色、軸装 47×35cm

 

Comment:現代絵画の立ち位置から見る私たちには、何の変哲も無いアカデミックで写実的代わり映えの無い立ち位置でしか考えられない片手落ちの感性では秒でさえ黙認できないでいるのだが、ご覧の日本が生んだ独自の<眼鏡絵>と<泥絵>はイギリリスの美術史家やキューレーターらに近年注目され。それ頃、再評価された」ことは至極自然の成り行きでもあり。ここで記までも無いことかもしれないが、あえて再記した。

_______固定概念の切り口では触発さえなしえないIT,AIの時代でもあり。新規な視点での作品に心を奪われる1例の一品として貼り付けて見た。

 ご覧の様に現実的には、空間的に見ても8畳あまりの部屋が60畳あまりの部屋となり。天井の高さも八倍以上ある様に描かれている」ことから 「動物である人間が銀河系の地球に生息しているのだ」とさえ感じさせて→当たり前の写真の様な写実画では表せない真実感→宇宙観を会得できるからたまらない!?________「ある種の幼稚さゆえの成せた技=美術」と言えるもので、学歴や専門的に学ぶことで、余計に”当たり前の”誰にでも理解のできる大衆的な仕事しかやらない&できない=これは「それしか理解できない感覚感性と知識の範囲内にいる」こと。これまで語っているところです。

arusyuno

 

そんなこんなで、ベネティアビエンナーレ等のキュレーターがこれら泥絵や眼鏡絵へ足を止めるのも頷けもする。