こんにちは(*´∇`)
八王子
みなみ野
ななくににある。
年中無休の歯科医院
ななくに歯科サポートスタッフの松下です。
院長先生の「今日の555!!!」を読んで…



今日の555!!!(第2360回)

心とは不思議なものです。自分のものであるのに、なかなか自分の自由にはなりません。

そんなつもりはないのに、なぜか悪いほうに考えてしまう。

いけないことだと判っているのに、自分の心が言うことをきかない。

どうしてなんでしょう・・・

誰でも幸せになりたいと願っているはずなのに、わざわざ自分を不幸に追い込むような真似をしてしまうのです。

悪気はないと判っているのに、他人の何気ない言動に深く傷ついてしまう。

嫌なことがあると、何もかも自分が悪いのだと責めてしまう。

幸せそうな人を見ると嫉妬し、つい「不幸になればいいのに」と思ってしまう。

他人に文句を言いはじめると、止まらなくなり、よけいなことまで言ってしまう。

好きな人の前に出ると、相手の気を引こうとして、わざと不機嫌な態度をとったり、無視したりしてしまう。

上に挙げたような点に思い当たる方も多いのではないでしょうか。

必死になって嫌な考えを頭の中から追い払おうとすると、
かえって嫌な考えに頭を支配されてしまうことがあります。

でも
「自分の心が制御できない」と思ったときは、無理をしてはいけません。

いったん「別にそれでもいいじゃないか」と開き直ってしまうのが解決の早道です。

そして、嫌な考えを追い払おうとするのではなく、逆に「自分から積極的にそう考えてみる」のです。

「押してもだめなら引いてみな」というわけです。

落ち込んだときは、無理に立ち直ろうとせず、
「よし、これから自分の意志で落ち込んでやるぞ」
と心に決めてみてください(笑)

怒りがおさまらないときは、
「よし、これから腹を立てるぞ」
と自分に言い聞かせてみてください。

人前で緊張したときは、「よし、これから緊張するぞ」。
自分を責めてしまうときは、「よし、これから自分を責めるぞ」。
つまらないことに執着してしまったときは、「よし、これから執着するぞ」。

つまりね。

自分の感情を制御するためには、まずその手綱をしっかり握らなくてはなりません。

馬に乗っていない人が、暴れ出した馬を止めることはできません。

馬に乗って、馬を走らせることができる人が、馬を止めることもできるのです。

「意思に反して、なぜか悪いほうに考えてしまう」というとき、
まずすべきことは、その考えを打ち消そうとすることではなく、
「そう考えているのは、紛れもなく自分自身である」とはっきり認めることです。

人は、
他人に傷つけられたり、
劣等感を感じたりして、
嫌な感情に支配されたとき、
それを拒絶しようとして、
「なかったこと」
にしようとします。

自分の心の奥に閉じこめることによって、それを制御する権利も手放してしまうのです。

悪い感情をもつことは、とても不快なことです。

あまりにも不快なので、
「これは自分の責任ではない」
と思い込もうとするのです。

しかし、手綱を手放してしまったために、
「他人に自分の心を操られている」
というさらにひどい不快感、屈辱感に苦しめられることになるのです!!

嫌な感情に苦しめられたときは、
「この感情は自分のものである」
「自分の意志でそう考えたのだ」
とはっきり自覚してください。

自分の意志であると自覚したなら、
それはたちまち自分の責任となります。

もはや逃げ道はありません。

はじめは、とても不快で苦しいことかもしれません。

しかし、そのつらさをも受け入れることによって、
自分の心を自分のものにできるのです。

「嫉妬なんかしたくないのに、つい嫉妬してしまう」
という人でも、
「よし、これから他人を妬むぞ」と心に決めれば、逆にバカバカしくて妬む気は起きないものです。

「ささいなことを気に病んで、ついふさぎ込んでしまう」
という人でも、
「よし、徹底的にふさぎ込むぞ」
と思い込もうとすれば、
「あれ、ふさぎ込むってどういうことだろう?」
と、もはやふさぎ込んでいた自分の感情を忘れているかもしれません。

やがて、「そんなことにエネルギーを使うのはもったいない」と思えるようになるのです。

ただせさえ、扱いづらい、自分の心の動き。

もし、今の感情は、相手のせいだ・・・って思ったら、
それは、
絶対に扱えない他人の心のせい
にすることになるので、余計、苦しくなるだけです。

だから、これからは、みんなみんな、
みんなで、
自分の心の取扱説明書を
用意してきましょうね。

(感想)
新年度がスタートしました。4月から新しい環境の中で頑張っている方やそんな家族を側で見守っている方も多いのではないでしょうか。
新しい環境、人間関係の中で「自分の心の取り扱い説明書」があれば、いろいろな場面できっと笑顔が増えると思いました。