こんにちは!
八王子みなみ野 七国にあります
年中無休の歯科医院
ななくに歯科のサポートスタッフの安藤です。

今日の555!!!(第1480回)

友人って『つくるもの』ではなく、自然に『なる』ものなのかもね。

ある人にとっては、
「友人ができるか、どうか」
ということは、重大な悩みのひとつかもしれません。

一見明るく、
社交的に見えても、
腹を割って話し合える友人がおらず、
表面的な人付き合いに虚しさを感じている人も多いんじゃない?

それほど、
親友というものはなかなか得がたいもの。

「学校の友人や職場の同僚たちとのくだらない話に付き合うのは疲れる。
しかし、仲間はずれにされるのは怖いので、
仕方なく付き合っている。
楽しそうに振る舞ってはいるが、心の中は冷めている」

という人もいるのでは?

もちろん、友人はいないよりはいたほうがよいと思うよ。

でもね。

ただ、友人というものは、
心からの共感、尊敬、信頼などがあってはじめてできるものなんじゃないかな?

だから…

友人は「つくるもの」ではなく、
自然に「なる」ものだと言ってもよいんじゃないかな?

無理をして
「友人をつくらなければならない」
などと考えることはないと思うの。

「友人がいないと恥ずかしいから」
という理由だけで友人と付き合っても、
変に遠慮したり、
逆に過剰な要求をしてしまったりするだけ。

友人ができないことで悩んでいる人は、
友人がいないことそのものを悩んでいるというよりも、
まわりから

「あいつは友人のいないつまらない人間だ」

と冷たい視線を向けられることを怖れているのでは?

中には、友人のいない人をあからさまにバカにする人もいるかもしれないね。

でも
そういう人は、
たとえどれだけ多くの友人に囲まれていても、
心から人付き合いを楽しんではいないんじゃない?

きっと自分自身もひとりぼっちになることを怖れているんじゃないかな?

自分が仲間はずれにされることが怖いから、
ひとりぼっちの人をバカにして自分をごまかしているんだよ。

だから
そんな人の言うことは気にすることはないんだよ。

他人と付き合うよりもひとりでいるほうが楽だと思うなら、
それでもよいのです。

別にそれはおかしいことではありません。


家に引きこもっている人は、
社会や他人との関わりを絶ち、
孤独に生きる道を選んだ人だと思われがち。

でも実は、
引きこもっている人とは、
社会との関わりを拒絶している人ではなく、
むしろ社会との関わりをあまりにも重要視しすぎて、
「孤独になり切れない人」
なんだよ。

つまり

「人前では明るくはきはきと話せなければならない。人間にとって他人とのコミュニケーション能力がもっとも重要である」

と思い込んでいるから、
それができないなら引きこもるしかない、
と極端に考えてしまうの。

まぁ
無理をして明るく振る舞い、
いやいやながら他人と付き合っている人と大差はないんだよね。

世の中には、
誰とも深く関わらず、
他人とほとんど口をきかずにできる仕事もたくさんあります。

そういう仕事をする人も世の中には必要なのです。

必ず人の役に立っているのですから、恥じることはないよね。

芸術家や職人なども孤独な職業。

内省的で、自分を厳しく追いつめていくタイプの人でなければつとまりません。

他人と関わることが苦手な人は、
思慮深く、神経が細やかで、根気強いもの。

人それぞれ、
自分の特長を生かし、
自分に合った生き方をすればいいんじゃないかな。

ちなみに
わざと他人との関係を拒絶することをすすめているわけではないよ。

でもかといって

「嫌なことがあったらスパッと関係を絶てばよい」

というのでもありません。

孤独に生きるといっても、
人は必ず誰かの世話になっているわけですから、
他人との関わりはできるかぎり大切に。

他人を尊重し、
感謝することを忘れてはいけないよね。

ただ
他人に感謝はしたほうがいいけど
執着をしてはいけないの。

人付き合いというものは、相手のあることですから、
自分の思い通りにはいかないよね。

自分の思い通りにはならないのが当然なんだ。

他人と判り合えるということは、すばらしいことですが、
精一杯努力しても判り合えないことも。

それは仕方のないことなんだ。

「いざとなったら、ひとりになればよい」
という覚悟を決めることによって、
逆におおらかな気分で、
豊かな人間関係を築くことができるんじゃないかな?

〜感想〜
私は友人に恵まれて、心から信頼してなんでも話すことの出来る人がいます。でも、どんな友人も初めは全く知らない所から始まっていて、お互いなぜ仲良くなったのかは分からないけれど、気づいたら仲良くなって友達になっているという事がよくあります。
小学生の頃などは、「お名前なんていうのー?」「お友達になってくれる…?」と、お友達確認のようなことをしていましたが、大人になるにつれて、そういう確認はせず、スッと仲良くなり、ご飯に行き、たわいの無い話をして、一緒に笑って、たまには愚痴をこぼして…と自然に大切な人は出来ていくのかなと思います。そうやって相手と分かりあって信頼できる友達は1人の時間も尊重してくれたり、距離感も保ってくれたり、でも大切な時は救ってくれる。そういう友人に出会えたことに感謝します。