こんにちは^^
ななくに歯科サポートスタッフの常盤(J)です。
最近、どんどん暖かくなってきて
持ち歩く弁当にも保冷剤を入れ始めた今日この頃ですが。
みなさんは、賞味期限や消費期限についてどのように考えていますか?
よく混同してしまうことなので、賞味期限と消費期限を簡単にまとめますと
賞味期限: 比較的日持ちのする(6日間以上年単位)食品が対象。
期限を過ぎると味が落ちる可能性がある。
消費期限: 一般的に日持ちがしない食品(生鮮品)が対象。
期限を過ぎると、変敗する(腐る)可能性がある。
のようになります。(ほんとに簡単に言ってます。正確な定義は調べてみてください。)
文字通り、賞味期限は味について、消費期限は品質についての期限だとわかります。
消費期限については売り手がどうこう決められるものでないことはわかりますが、
賞味期限はどうでしょうか?
実は、賞味期限とはメーカーが決めた期限なんです。
賞味期限は一般に、メーカーが安全に安全を期して、通常日持ちするとされる期間よりも
短く販売期間を設定し、さらにこの期間に対し、安全率として0.7を掛けた値をとっています。
例をあげると
本来、保存法さえ守れば50日はもつとされる生卵は、メーカーによって2週間ほどの販売期間と設定され、さらに安全率0.7をかけることで、2週間に満たない賞味期限であると決められています。 (長くて2週間程度。メーカーや商品によっても違う)
このことから、自ずと賞味期限が、本来の日持ち期間ではないことがわかり、
今まで賞味期限を一日過ぎてしまったからといって捨てていたのはナンセンスとわかります。
(商品の回転率を上げるため、わざと賞味期限を短くしているものもある)
ですから、わたしたちはこのような期限に惑わされず、
備わっている五感によって食べれるか食べれないかを判断すればいいのです。
もし不安であれば、火を通せばいいことなのです。
このように、みなさんが見極める力によって、安易に捨てるという選択をしなければ、きっと食料の廃棄も少しは減少するのではないでしょうか?
ぜひ、みなさまに自分で見極める力を持っていただき、食品を無駄なくおいしく食べていただきたいと思います。
長い記事を読んでくださってどうもありがとうございました。
※消費期限は、守ってください。
※なお、賞味期限の見極めは、自己責任で行ってください。