おはよう
今朝は5時半にパッと目が覚めた
先週は眠くて、眠くて
あまり起きられなかったんだけどね
今週は割と寝起きがいいよ
もしかすると
貧血になりかけているのかもしれない
ってふと理由に思い当たった
木漏れ日がきれいな春のオランダ散歩道
ちょっと話が遡るんだけど
わたしは
いま4才になる息子を授かった時
ひどいニオイ悪阻と吐き悪阻でね
寝返り打つだけでも襲ってくる吐き気に
どうしていいか分からないし
とにかくしんどくて、何度か
ホームドクターに相談したことがあるの
だけど
そんな辛い中
ホームドクターに行ったのに
お医者さんは、妊婦さんでも
飲んでいいクスリを教えてくれはするけど
( いくら妊婦さんOKのクスリでも、
妊娠中は薬を飲みたくなかったので断った )
いちばん知りたかった
クスリ以外の方法は教えてもらえず
( というより、智慧がないのかもしれない )
結局
妊婦さんのあいだじゅうずっと
( 私は悪阻が長く、妊娠6か月くらいまで )
耐えたという経験をした
キッチン改装も順調に進んでるよ
右側に見える水道は、4月あたまに
違うものに交換する予定
そんな悪阻に苦しむなか
ある日
旦那さんがスーパーで買ってきてくれた
妊婦さん用の鉄分とか、
ビタミンの入ったマルチサプリを飲んだら
悪阻がラクになった・・ということがあった
そのとき直感で
私のカラダは何か
栄養が足りないのかもしれない!
って思った
だけど、そもそも
貧血にしても
悪阻にしても
クスリを処方する以外、対処方法を知らない
現代の医療の在り方に
とってもがっかりしたんだよね・・
( とくに妊婦さんは、薬品類には特に敏感になる
じゃない?笑 )
その出来事が
のちに私を食医の方向に向かわせた
あの、サプリを飲んだ後
悪阻がいっときラクになったときが
私にとって初めての
【 食 】 でカラダがラクになることを
認識した、初めての瞬間だった
( サプリなので食事ではないし、それだけでは
まだ体調の良さやチカラがみなぎってくる
感覚までにはほど遠かったけど。笑 )
そのあと
無事に赤ちゃんは生まれて
それと同時に、そのときから
【 食医ママサロン 】で学び続けてる
私は書くことで頭に入るので
サロン内の記事を
ずっと手書きで写しているの
もう5年目
・・手間よね。笑
プリントアウトやデジタル化も試みたけど
やっぱり手書きがいちばんしっくりくるの
アナログ人間!笑
途中お休みしたり
気分が乗らない日はスキップするけど
基本的には、毎日の日課
わたしの生活の一部になってるの
サロン1年目、2年目、3年目の途中まで使ったノート
サロンで学び始めて1年目や2年目は
記事を写すことで得られる知識が
どんどん増えていくのが楽しかった
自分のなかに
知識が構築されている気がしてね
だけど
4年目( 去年 )から、学び方が変わったの
記事を写すという
スタイルは同じなんだけど
その記事から
- 感じたこと
- 気づき
- 自分の過去の症状を振り返る
- オランダ版に応用する
- 自分で追加して調べる
というようなことを行いはじめ
( これは意図的にというよりも
ごく自然な流れで移行したって感じ )
こういう内容を
写した記事の上に付箋で
ペタペタ貼るようになったの
【 食 】が切り口のサロンなので
調理 ( = 実践 ) から得られる
体感とかね、そういったものも全部
食事日記と付箋!笑
こっちは3年目途中から4年目、5年目に使ったノート
そういった
学ぶ過程に変化があらわれてから
気づいたのは
( 知識の )
コピーを増やすんじゃなくて
増やすのは
自分の体験のほうだ
ってこと...!!!!
どういうことかというと
たとえば冒頭の
” 先週は貧血だったのかも~ ”
というお話。 これを例にすると
朝起きた時の目覚めが状態で
自分のすこやかさが分かります
朝起きた時の自分を観察しましょう
という情報があったとするじゃない?
知識のインプットに躍起になっていると
” 目覚めの良さは、健康の指標 ”
という
【 知識 】にフォーカスしがち
だけども
本当に価値のある情報は
目覚めがいい時の自分とは
どんな状態で
どんな感覚がするのか? ってことじゃない?
” 頭がスッキリしてる? ”
” サッとベッドから出れた?”
” 体を起こした時の感じは? ”
” 痛みやだるさはない? ”
” 口のなかはネバついてない? ”
” 今日のワクワク感レベルは何点? ”
” 起きた瞬間から、幸せを感じた? ”...etc.
といった
起きた時だけに得られる
いろんな【 状態や感覚 】が存在する
そしてそれは当然、人それぞれ違う
だから
自分だけの【 感覚 】を掴むんだ
すこやかなときの自分と
ちょっぴり不調の時の自分
未病のときの自分
体調不良の時の自分
の、目覚めの感覚を掴んでおくんだ
お目覚め2才ちゃんは指しゃぶりから。
自分で、自分を癒せてる。えらいね☆
そんなわけで、冒頭の
” 貧血だったのかも~ ”という
お話に戻るんだけど、先週の私は
これまで自分が体験した
からだの【 状態や感覚 】 から
貧血だったのかもって気づいたって話
振り返るとね、最近のわたしは
寝起きも悪かったけど
日中も眠たくなったり( 昼寝したり )
夜も早く眠くなったりしてた
春の排毒やらで血が薄まったうえに
生理で血もかなり消費してたから
貧血になっていたのね、きっと。
貧血も
もっともっと酷くなると
立ちくらみやめまいも出る。
これは
悪阻がひどかった一人目の妊娠中に
何度も、何度も経験したこと
その時は、やっぱり血液検査でも
毎回、貧血の項目に引っかかってた
( それで牛乳やヨーグルトを意識して
とっていたけど、結局産むまで( 産んでからも
しばらく )貧血は治らなかった。乳製品は貧血を
治さないを経験した )
妊娠、出産の期間は
ありがたいことに
定期的に血液検査があるじゃない?
だから、検査の数値と自分の体感を
すり合わせるいいチャンスだったよ
そこから得られた
貧血のときの【 体感 】がいま
こうして役立っている
話が逸れちゃたけど
食医ママサロンに入ってすぐの頃の私は
ただ、サロンの知識を
自分の頭のなかにコピペして
( 本当にコピペという言葉がふさわしい。笑 )
【 情報や智慧を得ること 】に
価値を見出していたなって思う
でもこれは当時は
気が付いていなかったこと
だけどもう、いまは
ほんとうに大事なことは
学んだ智慧や得た情報を
それまでの自分の経験や
自分の中にある叡智と繋げて
自在に展開していくことのほうで
積み重ねるなら
そっちを積み重ねていきたいと思う
これこそが
本当の学びであり” 糧 “
そこに“ 個 ”も生まれる
数年たって
ようやくそれに気づいたよ
まったく、時間がかかるよね。笑
今週読んでいた本
この状況を説明するのにぴったりの
一節があった
最初は
何も変わらないように思います
そしてだんだん疑いの心や
怠け心、あきらめ、
投げやりな気持ちが出てきます
それにも打ち勝って
ただ黙々と続けるのです
そうして、もう永久に
何も変わらないんじゃないか
と思われるころ
ようやく、以前の自分とは違う
自分を発見するような出来事が
起こるでしょう
そしてまた
地道な努力を続ける、
退屈な日々の連続で、また、
ある日突然、今までの自分とは
さらに違う自分を見ることになる
それの繰り返しです
梨木香歩( 平成13年 )
西の魔女が死んだ 新潮社
私はこの本に出てくる
” おばあちゃん ”がとっても好きで
こういうおばあちゃんに
なりたいって思ってるんだけど
まあ、それはいいとして、笑
私は食医の道を歩み始めて
まだ5年目だけど、その間にも
やっぱりこの一節と同じことを感じた
経験があって、何事も、続けていると
” 変わったな ” と感じる瞬間に
きっと出会うのだと思う
馬の前につるされたニンジンのように
そんな経験が
ひとにもちゃんと用意されているんだ
だから続けられるんだ、と思う
( 知識の )
コピーを増やすんじゃなくて
増やすのは
自分の体験のほうだ
って腹落ちしたのも
わたしにとっては
違う自分を見つけた出来事だったよ
これからも
地道にコツコツ学び続けていこう
きっと
新たな自分に出会えるから
長文、最後まで読んでくれて
ありがとう♡ ステキな一日をね☆