【実話】夫は不倫をやめなかった。でも「信じる」ことをやめなかった
（クライアントさんからのご相談より）
「ずっと、夫を信じていたんです。」
そう語り始めたクライアントさんの声は、静かですが、その言葉には計り知れない重みがありました。
「今は浮気をしているだけ」
「そのうち戻ってくる」
と何度も何度も自分に言い聞かせ、心の底からそう信じ続けていました。
どれだけ時間がたっても、夫は嘘をつき続け、裏切りが繰り返されても、
「何があっても、最後は私の元に戻ってきて、また一緒に暮らせるはず…」
彼女は、ただひたすら、その希望だけを胸に生きてきたのです。
けれど、とうとう夫は家を出て、他の女性のもとへ行ってしまいました。
それでも、夫からの電話がかかってくると、彼女の心は乱されます。
その声を聞くと「やっぱり私のことを愛しているんだ」と、思い込もうとする自分がいる。
「裏切られた相手なのに、夫の声を聞くと、信じてしまうんです」
その言葉に、胸が締め付けられました。
彼女は、
夫を愛し、信じることに、どれだけのエネルギーを注いできたのでしょう。
そして、彼女は少し笑って、こう言いました。
「離婚に踏み切れないのは、もしかしたら負けを認めたくないからかもしれません」
その笑顔の奥には、
あまりに長く、誰にも見せられなかった苦しみと悲しみが滲んでいました。
長い間、悲しみに耐えるうち、無意識に感情にフタをして笑う癖がついてしまったのかもしれません。
その一瞬の笑顔を見た私は、強い口調で言ってしまいました。
「そんなに大変なことがあったのに、笑ってごまかさないで」
そして、伝えました。
「決して、あなたの負けではありません。」
彼女は本当に、夫を誠実に愛し、信じ続けました。
その時間は、裏切りなんかより、ずっとずっと強いものだと感じました。
彼女は、自分が笑っていたことにも気づいていなかったようで、
静かに頷き、堰を切ったように涙があふれ出しました
「知らない未来を選ぶのが、怖かっただけなんですね。
嘘をつかれ、疑いながら生きるよりも、 本当は、自分を大切にできる方を選べばいいんですね」
彼女の言葉は、きっと今、あなたの心にも響いているはずです
夫を信じ続けた時間は、決して無駄ではありません。
それは、誰よりも深く人を愛せる、あなたの「強さ」の証です。
でも、そろそろ、その強い愛を、まずはご自身に向けてあげても良いのかもしれません。
あなたにとっての「負けじゃない選択」は何ですか？
今日から、あなた自身を一番大切にする選択をしていきましょう。
◎離婚は終わりではない
◎自分を取り戻すこと
◎夫に償ってほしいと思う気持ちも、間違いではない。
でも、ほんとうの償いは、彼から受け取るものではなく、『自分の人生を生き直すこと』です。
それをお伝えしたときに、彼女の表情が変わって、泣きはらした瞳の奥に、ようやく光が戻っていました。
夫は不倫をやめなかった。
けれど
彼女は、自分を取り戻したのです。
人は、どんな裏切りのあとにも立ち上がれます。
その強さは、誰かにもらうものではなく、
静かに、自分の中から生まれてくるのだと思います。
もし今、あなたが同じような葛藤の中にいるなら、一人で抱え込まないでくださいね。
もし今、心がモヤモヤしていたら、
ひとりで抱え込まなくて大丈夫です
いつでも、あなたの話を聞かせてください。
私も、かつて同じように悩んでいたひとりだからこそ、
そっと寄り添えたら嬉しいです🌷
あなたの心が、今日もちょっと軽くなりますように。
まずは、公式LINEに登録してくださいね
LINE限定で「夫婦関係を立て直す10のヒント」や、
初めての方向け【お試しカウンセリング】のご案内をしています。
▼▼▼LINEご登録はこちらから
▼▼▼ホームページはこちら
