愛、おぼえてます、か? -4ページ目

愛憎、表裏一体 

「ボーナスが出た。やっと普通の額。やっぱり仕事があるといい。
去年は仕事がなかったからな。後は結婚だな」

絵文字がいっぱい入った、おばかメールがやって参りました。

ちょっとリッチになったもんで、ゴハン誘ってくれたけど、
明日も仕事のワタシは、乗り気でない。

察したらしく「また今度」。

お気楽な人です。
おさわりパブで1万5,000円。
きっと、ボーナスもすぐ消えてしまうことでしょう。

早めに奢ってもらわないと!

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これから離婚する男がいます。
ようやく離婚にこぎつけた、というべき?

ほんと、シングルになるまでの長い道のり。
ご苦労様でした、といってあげたい。男の方にね。
波風たてず、離婚するのは大変らしい。
特にこういう人間が相手の場合。

妻となった女。(なんか大学が一緒だったというから怖い)

嫉妬、疑い、詮索ばかり人間だったようで、
彼は結婚後、半年も経たないうちに「だめだ!」と
心の中でピリオドを打ったと・・・。

一番、おかしくも、哀しくもあったのが・・・
出張族の彼。週に数回は全国を飛び回る多忙な男が、
ホテルでほっと一息。

さて、シャワーでも浴びるか・・・
と、背中に何かが、見えます。

・・・文字? 文字が書いてある。
鏡越しに、背中を見ると、彼の背中(素肌)に、

妻の名&ハート♪

油性ペンで大きく描かれてる。それも素肌だよ・・・。
「オレはここまで疑われてるわけ?」

ハートはご丁寧に塗りつぶされていたらしい。。。

男も女も信頼関係が崩れたら終わり。現実に
やってくれちゃった人たちなのでした。
その彼は、まもなく、まもなく 「解放」されるのです。

おめでとう!
しかし、嫉妬というより、執着する人間の気持ちは
実は分からなくはない。

殺したい程、アイ・ラヴ・ユー
これは、ホントにあるからね。
ワタシも、クリスマス・リース男、ナイフで一突きして
やりたいです・・・。愛は憎しみに変るね。ヤツにも言ったんだけど。

「オレを憎んでもいいよ」
この言葉は、自信がある男の台詞だよね。
ホントに自信過剰の部分はあったから。少なくとも恋愛においては。

運命か

その男と、誕生日が一日違い。
ヤツが生まれ、次の日ワタシ。

勝手にワタシの運命の男になってるんだけど、
向こうはどう思ってるのか・・・。

その誕生日でさえ、偶然には思えない
恋に恋してた、その時だったのかもしれない。

でも、もう今は・・・誰も悪くない。
そうなるべくして、今がある。
サクラ散って、また咲いて。。。

所詮はそんなもんでしょ。

運命的な出会いなんて、人生でそうあるもんじゃない
から、大切な思い出にしたい。
最後までエゴの塊だわね。
美化したって、所詮は終わっただけなのにさ。

12月3日

何年か前のこの日、あの男が家にやってくる。

私が「クリスマス・リースが・・・」と言ったのを
覚えていたらしい。

もう近くまで来ているという。
場所が分からないかと思って、急いで外に出る。
寒々とした夕方。

陽が落ちかけの頃、坂の上に人影が見える。
きっとヤツだ。

・・・両手いっぱいに小枝からちょっと太めの枝まで、
とにかく枝を持ってやってくる。

何?

「クリスマス・リース、オレが作ろうと思って。
木はそこの公園にいっぱいあるからね。拾ってきたよ。
あとは、葉なんだよな」

私は、どう思ってたんだっけ?
もう忘れた。

・・・家の前にも、草や木がいっぱいある。
「あんまり、むかないけれど・・・これでいこう」

私の部屋で、ヤツは枝を丸め、リースを作り始めた。
「じゃあ、麻のひもある?」

って、そんな急に言われても。

でもあったので渡す。
だんだんリースが出来上がる。
最後に葉を絡ませる。

「ここにね、アイビーが欲しいんだ。今、したにはなかったけど・・・
もう一回見てきていい?」

どうぞ、ご自由に。

ちょっとの葉と実を持ってくる。

「長持ちさせる方法はしてないんだ。だから枯れちゃうかも
しれないけれど・・・一応、こんな感じかな。オレ、不器用だから、
あんまり良くないけど」

そのリースは、どこで売ってるリースよりも立派に見えた。
自分で飾りをつけて部屋に飾った。
3年は置きっぱなしだったと思う。
完全なドライフラワー。持ち上げると、葉や枝がぽろぽろ落ちる。
それでも、捨てられなかった。

ある時、いきなりなくなった。
親が来て、ゴミ袋に入れていた。

取り出せば間に合うけれど、ワタシはそれを見送った。

ワタシがワインとチーズを持って人の家に飛び込んだ女なら、
ヤツは、枝をもって最高のプレゼントをくれた“サプライズ”な
男だった。

今までの、どんな高価なものよりも、貰って嬉しいものだった。
枝を人目も気にせず、持ってきたヤツの一途さが男らしくも、
頼もしくも見えた。それから、ひと月の間に、すべてが終わってしまう
とは思っていなかった。

ワタシの家にも、人が帰ってくる。
すぐに帰ったヤツの家にも、女が戻ってくる。ヤツの家だけど。
そして、ヤツはその女、半狂乱になった女と過ごすんだ。

今年のクリスマス、ヤツが誰と過ごすか、・・・どうでもいいけど
考えたくない。ヤツがウソツキでなければ、一人淋しくいるはず。
ワタシはそれを願ってる。
隣に誰かがいて・・・そんなこと、考えたくもない。

まだ・・・忘れるには時間がかかるだろうね。
あと何年、あるいは10年とか。。。

嫌で別れた人でなければ、忘れる事はできないのかも
しれないね。それを浮気というのなら、
ワタシはこれからも、一生ウソをついて生きていくんだろうね。

12月3日。家族の誕生日。
ワタシにはあの男が枝を抱えてやってきた日としか、
思えない。ふふ、なんだろうね。「愛」とか言っちゃったりしてね。

白い人

誰も知らない秘密の色に



染めてくれれば良かったのに。

・・・もう遅いか。

冬を愛した男~リフレインofラヴ~

「青の洞窟。沈んだオレのサングラス」
こういうフレーズを書く男だった。

ドリーマーミュージシャン男が、初めて家に来た時、
お土産は、ツバキの花だった。

「裏手に綺麗に咲いてたから」
・・・それって花泥棒?

「いや、きちんと手入れして育てれば、咲きっぱなしより、
花は幸せだから・・・」

コーヒーを入れる。
ワタシは、ちゃんと豆から入れる。
今も毎朝作ってる。
コーヒー好きな男は言った。

「コーヒー、いつも豆から?」
うん。と・・・

ワタシは帰宅した親に「もらったよ」
と言って、ツバキを手渡した。
なんだか気に入ったみたいで、いいツボ(?)に
入れてしばらく飾っていた。

「オレは、元花屋だけど・・・不器用なんだ」

そうです。コイツが夜中、ワタシにズボンのボタンをつけさせたんだ。
あの夜以来、一度も顔を見ていない。
・・・また、ヤツの事を思い出す12月がやってきてしまった。

コーヒーも、ボタンも・・・確実に男のハートを貫いたのに・・・。

『「ハッスル」生で見たの?いいなあ!行きたかった!!
今、アマゾンで買ったドラクエやろうとしてるよ!』
と、アホ抜かす人が今や、自分の彼氏です。
ドラクエはいいんだけどさ・・・。


あの時から、ボタンの掛け違いは、まだ続いているらしい。

舞い上がる風

「西風は西から東へ吹く風ですよね。
 西寄りの風はどこから、どこへ吹く風なのでしょうか?」

こんな質問を目にしました。
たしかに、はっきりとは分かりません。
世の中、こんなことばっかり。

(答:○○よりとは、その方向を挟んで90°の範囲から吹く風)知らんわ。

あるバンドの「追い風」という曲が好きで・・・。
ぞくぞくするほど、テンションがあがってくる、後ろから
煽り立てられる感じが好きで・・・。
いつもライヴでやる曲だから、このバンドを観に行くのは
苦じゃなかったな。
というか、その曲だけが好きで、ライヴもその曲の
為だけに行ってました。

新曲にそういう曲が出るのを待って、ずっ~と待っていた。
本当にそれだけを待っていた。
...なのに、それ以上も、それ相当の曲も出ない。
ワタシ的には、「ハズレ」ばかりが続く。う~~~ん。

結局、その曲以外は心に残らぬまま、バンドはなくなった。
解散しました。

バンド(歌手)ではなく、その1曲だけが好きという事も
ままにあって...。それは人間にも当てはまる。

「この点はとても素晴らしい!」
...けれど他は全部「NO WAY!」という感じ。

赤いスイトピー男も、現実問題、生活を共にする事は
できないのかと思った。
“ドリーマー男”は...夢と甘い時をくれるけれど、
問題をいっぱい抱えていやがります。

いつか、良い時がくる、きっと来る、きっと来る。
今、つらい事が多いけど、きっといつか報われる。
あの時のように、彼はきっとなってくれる。
いつか、いつか・・・・・・・・・・・・・・・

気づけば時間だけたって来ないわけだ。

「時間を返せ!」と言いたいけれど、
時間泥棒にあげた時間は還ってきません。
胸の痛みを残して、教訓を残して、その時以上のものは
戻らない。

もう、何十回も言ってる
「思い出はいつも美しすぎて」
ズルイね。仕方ないけど。

ジレンマだらけですわ。

北から南に向かって吹く風は、北風。
南から北に向かって吹く風は、南風。
これは分かりやすい。北風は冷たいってことも、分かるよ。

幻の花・・・に近い

松田聖子。
今年、紅白出ないそうですが・・・。
比較対照の「明菜」より好き。

だって、華がある。
明菜は、影がある。

どっちもそれはそれでいいけど、
ワタシは・・・根本は影の方が強いから、
聖子の方がいい。

曲が好きだから。

たびたび登場。昔の男は、ワタシに
「赤いスイトピー」をうたわせる。
その前に・・・ワタシはカラオケが嫌いです!

「赤いスイトピーってさ・・・。滅多に
咲かないんだよ。珍しい花なんだ。そこらに
咲いている花じゃないんだよ」

はじめて知りました。。。

でも、ヤツが聴きたかったのは、
「あなたについてゆきたい」
という言葉なんだ。って分かってる。

カラオケ、嫌いなんだよね。
ほんと。

偏頭痛が激しいので寝ます。
朝5時おきだったから?

人様のブログを見に行けない・・・

いっそのこと

羽田に引っ越そうかな?

飛行機の見えるところ。

・・・このままじゃ、空に行くのは
天国行くときだけになっちゃうよ。

そっか


天国には行けなかった。

私を助けた美しき詞

彼らの曲はバイブルですわ。

「永遠の空を見上げて夢をあきらめるなど
輝きなくてはいられない」
★飛行機が私を呼んでいる~。

「風が逆向きでもかけがえのないモノよ」
★私の人生ゲーム

「夢をのせて 夢をばらまいて
輝きだけは 求め続け」
★生きがいのない今って・・・

「今を逃しては後悔だけ残るだろう
好きを伝えるのに時間など かけられない」
★やっと分かった。

「愛を避けて 愛とぶつかって
憧れだけは抱き続け」
★本当はそうなんだよね。

「もう 誰もが 信じられないなんて
台詞みたいだけど 本気で思って泣いた」
★泣いた。泣いた。

「同じ時の中を一人 誰もが戦う
胸の痛みがわかり合えたら どれだけ楽になれるの」
★分かり合えてもやっていけない人ならば・・・

「裏切りも涙も ウソも消せやしないなら
すべてを包む 強さが欲しい 生き抜くため
We're proud we're still alive」
★心の底より

今日は、何かに酔ってます。
彼らに出会えたこと=今のワタシ。
最高の音楽家に乾杯!

第3・・・までの男

気づくと・・・本当に好きな男は手の届かない所にいた。
私は、おっかけて捕まえようとする、でも簡単にはいかない。

1:相手が百戦錬磨の恋愛フェロモン撒き散らす男
2:テレビにも出るアーティスト
3:少女漫画の世界に出てくるような王子のような人

アホでむなしいんですが、1の人に本気でした。
これまでの話で結び付く人もいることはお分かりでしょう。
敢えて説明するまでもないしね。

でも・・・本気で、人生を捧げるつもりになれる人って、
人生でそんなに出会えないよ。だから、この人たちに出会えた事と、
その偶然に感謝したい。 とりあえず、3人。

出会えなかったら、今の私はいないし、こんなの書かない。
多分、時系列もばらばら、思うままに書いてるんだけど、
・・・あまり深く考えないで欲しい。

ここに私が書くことで、自分の整理をしてるだけだから。頭の。
ただ、それを書くって事は、また彼らに言われた言葉によるね。

<1の人>
「書くんだよ。書けるんだから、オレも書く。
オレは・・・いつか詩人になるから。書くよ。」
数十年後、お互いが生きてたら、私はカプチーノ、
で、詩人はエスプレッソを飲みながら、昔を語りたい。
今も想ってるし、メールでも伝えたけど、
「会えてよかった。心から・・・」

愛も強すぎると憎しみになる。
でも今は、怒りも憤りも何も、ないよ。感謝してる。
誰も信じない、人間を心から信じられない私に、
火をつけてしまった、アナタに感謝します。
そして、私を傷つけた男を「殺してもいい」と言ったアナタ。
私はアホなんで、そういう言葉に弱いんだ。
これ以上、私を泣かせないでちょうだい。

この男が、たった一人、着信拒否をしている人間は私です。
それは・・・私がストーカーだとかそんなんじゃなくって、
なんか理由があるんでしょ。なんで?
ただ何かあったら、秘密のアドレスにメールをいれます。

何年気づかなくてもいい。生きている間に気づいてくれれば
それでいい。病気のお兄さん、誰も見ないアドレスに入れるかも。

「愛と呼ばれるもの」っていう映画があったと思うけど・・・。
ほかの人と違うのは、私の愛は永遠に変わらない。
好きになったものを簡単に嫌いになるなんてことはできない。
そんな甘い気持ちで・・・思っていたわけじゃない。
口先だけの軽い「愛」なんていらんのよ。
私の愛は、相手のために死ねるいうこと。重いね・・・。
重いと思うけど、それが真実。

<2の人>
私は、あの・・・テレビにも出てた手の届かない男に、
命あずけてた。15の時から。
そして、いつのまにか、彼は私に頭を下げる立場になってしまった。
そんな人が幸せな姿、見たくない。
でも、彼にはあまりに色々貰いすぎた。
今、彼の「家族」を暖かく迎えられる。
私は、彼を支えられない。家族は彼を支えてる。
だから、家族にありがとう、と。

私の微笑みは偽りじゃないですよ。
私より一回りも年上のアナタ、アナタ以上の
「微笑みの貴公子」はおりません。
人生の道しるべ。

アナタのために、ちょっと身体壊してるけど、
お安いもんです。
アナタは私だけでなく、みんなのもの。
これからも、私はアナタを影で応援してる。
可能な限りね。

<3の人>
いなかったら、私は10代で死んでました。
最後まで、自分の心をさらけ出してはくれなかたね。
でも、私には少し心、開いてくれたと思ってる。
元気で生きていてくれればと思ってます。

ドアを開けた、その向こうにいたあなたを見て
・・・私は天使を見たようだった。
一目ぼれってこういう事をいうんだね。ほんと、秒殺だった。
でも、人間を信じていないんだったよね。

私は、彼を救ってあげらえなかった。
そのことだけが今も、後悔だよ。

眠いです。風邪だ。間違いない・・・。
もうとっくに寝てるであろう彼氏。
私は、まだやることがある。

やることがあるって・・・幸せだね。
あ~~、脳みそ、死んでる。

今日も美文かけず、これから寝るまで数時間。
寝不足の日々は続きます。