こんにちは!
前回、歯医者さんについて記事にしたところ、コメントなどを通して、やっぱり皆さんも気になっているところなのかなと感じました。
なので、今日はそのご報告です。一例ではありますが、参考まで。
今回私が行った歯医者さんはHIVにとても理解のある歯医者さんでした。
まず、電話で初診の予約を取る時に、「○○病院からの紹介」という事を伝えたら、受付の方は私から電話がかかってくる事を分かっていたようです。
当日、時間より少し早く着いてしまいましたが、待合室には誰もいなかったので、紹介状を渡すチャンスだな~と思いました。
「これを先生にお渡しください」と言って受付の方に渡したんですが、ちょっとビックリしてました…。
おそらく、予約を取った時の方ではなかったのでしょう。
そして、私とすれ違いで前の患者さんが治療を終えて出てきました。
その時院内にいた患者は私一人になった為、先生が治療前にいろいろお話してくださいました。
紹介状にてHIVの治療状況が把握でき、通常通りの治療で大丈夫そうだという事。
(通常以外は何か問題があるのかは聞きそびれてしまいました)
その歯医者さんでは、HIVだからといって防護マスクやゴーグルをして治療にあたるという事はしないし、ビニールシートで覆われた特別席で治療を受けさせたりなどはしないという事。
あからさまに仰々しくしていると、逆に、他の患者さんから注目を集めてしまい、感づかれてしまう為です。
CD4の値が変わったら、メモ紙でも大丈夫なので教えてほしいという事。
他の患者さんがいるときは、病気の事について会話がしにくい事を私も懸念してましたが、そういった事への配慮もとても有難かったです。
なぜ、こんなに理解のある歯医者さんなのか。
主治医に相談した時に、できるだけHIV患者の受け入れに熱心なところ・臨床経験の多いところが良いという事を相談していました。
主治医が持ってらっしゃった本に、いくつか、HIV患者へのお勧め歯医者さんが記載してあったので、ずうずうしいとは思いながらも、それを見せて頂きました。
たまたま自宅の近くにその歯医者さんがあり、そこを紹介してもらったのです。
他の歯医者さんがどういった対応をなさるのか、分かりませんが、今回のような良い歯医者さんがある事はとても有難いですね。
きっと、この恵まれた環境も、HIV患者の受け入れを一生懸命かけあってくれた先駆者のおかげであり、HIVへの理解が進んできた証拠でもありますよね。
この時代に生まれて良かった。。。
そして先駆者の方々に本当に感謝ですね。
地域によって、歯医者さんの受け入れ体制も違うと思いますが、私も現状を知りたいので、もし行った事がある方がいたら、ぜひ教えてくださいね~☆