ひまわり | 七木奏音オフィシャルブログ「ななきいろ」Powered by Ameba

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みなさんお元気ですか
ななきです

少女文學演劇「雨の塔」
ほんとうに ほんとうにありがとうございました。

この写真 とっても好き。
みんなが笑ってるのが とっても嬉しい。


苦しくて 愛しくて 尊くて
みんなのことを どんどん好きになっていく毎日でした。

最初は
小津ひまわりという少女との向き合い方が分からず

みんなにも そして小津にも
こんな私でごめん と申し訳ない気持ちでいっぱいになる日々でした。
だけど
演出の児玉さんが 児玉さん自身の経験を元にたくさんのお話をしてくれて少しずつ道を見つけていきました。
まこさんの創る音楽は 進むべき道を示してくれて
歌唱指導のりえさんは 色んな可能性を引っ張り出してくれて
振り付けの西川先生は 私たちのその時の感情を大切にしてくれて
演出補助のみなみさんは どう表現したらいいか迷ったときに背中を押してくれて
舞台監督のどいさんは 小津好きだよって何気ないその言葉に救われて
三島 そしてさくらなまつこちゃん 都岡な結衣ちゃん 矢咲の彩良ちゃんが
彼女たちとして今を生きて 小津として リルファンとして私の目を見てくれていたから
言葉を受け取ってくれたから
少しづつ小津になっていけたのだと 感じます。
本当に本当に たくさんのみんなに 支えられて
3日間 あの空間で 小津ひまわりとして
生きることが出来ました。

途中からしか稽古が参加できなくても
奏音ちゃんにやってもらいたかったんです
奏音ちゃんなら、小津の気持ちを分かってくれるから
と児玉さんのメッセージを心に刻み

ひとりの少女の一度きりの命と向き合った日々は…とっても幸せでした。
(千秋楽後に撮った 念願のじぶん達の写真)


少し変わったお話になるかもしれないけれど
「ひまわり」という名前
私のお姉ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいたとき

おなかのなかで、いもうとといっしょにいたの。いもうとは、ひまわりっていうの。

とよくお母さんに話していたらしいです。
だから私がお母さんのお腹の中にいたときは
ずっと ひまわり ひまわりって
呼んでくれていたんだって。

だから まあ あんまり関係ないかもしれないのだけれど
小津ひまわりとして生きれて 嬉しかったのです。

ひまわり 矢咲が言う通り かわいい名前。
わたしはとっても好き。
雨の塔で出逢えたみんなが
まつこちゃんで 結衣ちゃんで 彩良ちゃんで良かったと 心から思います。
まつこちゃんの どんなに忙しくても うふふふって稽古場を和ませて いつでも頑張ってる姿に
結衣ちゃんの安心感と素早いツッコミに
彩良ちゃんの優しくて抜けててよく笑うところに
もっともっといっぱいあるけれど
そういう みんなの所に 毎日癒されて
それが私の活力にもなっていました。
公演を重ねるごとに 生きる力が増していくみんなの姿が美しくて かっこよくて 素敵で。

この繋がりを大切にしたいな。

沢山の演劇がある中で
この作品で皆さまと出逢えたことも
全公演を届けられたことも
4人で同じ舞台に立てたことも
雨の塔に向かって 一生懸命みんなと稽古ができたことも
美しい言葉 音楽 振り付け セット 照明 衣装 ヘアメイクに包まれたことも
ほんとうに奇跡な時間で 幸せな時間でした。


三島 止めようとしてくれて 空の模造紙を綺麗だと思ってくれて 小津のことも思ってくれてありがとう。
都岡 友達として たくさん心配してくれてありがとう。失望させてごめんね。

矢咲 手を 握り返せなくてごめんね。だけど幸せだった。モンブランも美味しかった。

みんなみんな 幸せになって。
どうか 一度きりの命を生きて。


小津
小津なりの生きる道を 自分で選んだんだね。
あなたのこと いつまでも思い続けていいかな。
小津 とっても好きだよ。
また あなたに会えるといいなぁ。
そう 今度は 好きな人にひまわりって 呼んでもらおう。


♪ 奏音 ♪