特定のものを怖がる | ドッグウォーカー博士のスローライフ

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イナちゃん(白黒猫♂1歳)がいないと思ったら、オーブンレンジの中でくつろいでいた。

 

 

 

 

イナちゃんは何でもどこでもベッドにするので、そのたくましさに感心する。

 

室内は限られているので、その中で変化を楽しんでいるのだろう。

 

イナちゃんは好奇心旺盛で快活で、怖い者や苦手なものがほとんどない。

 

トラウマ的な経験をしなかったことも大きいと思う。

 

だが恐ろしい経験をして(本人にとって)、特定のものをひどく怖がるようになってしまうということは、人でも犬猫その他動物でも往々にしてある。

 

マルちゃん(大型犬MIX♂2021年没)はこのタイプだ。

 

放浪していたところを保護されたという過去を持っているので、その間に嫌な経験をたくさんしたのだろう。

 

うちに迎えた当初は棒状のものをわたしが持つと怖がっていたので、マルちゃんがいるときには室内でも庭でも棒に触らないようにしていた。

 

しばらくしてわたしが嫌なことをしない人だとわかると、だんだん棒にも反応しなくなっていった。

 

はっちゃん(秋田MIX♂1歳)はわたしが子犬のころから育てたので、わたしがすることについて怖がったことはなかった。

 

意図的にであってもそうでなくても、怖いことをされるととトラウマになりやすい。

 

そんな様子が見られた場合は、すぐに慣らそうなどと考えずに、まずは恐怖の対象から遠ざけてあげよう。

 

以前カウンセリングした方のところに洗濯籠を怖がるわんこさんがいたが、このときは洗濯籠を封印してもらった。

 

なくても困らないものは使わなければいいし、別のもので代替できる場合はそうすればいい。

 

人間の手を怖がるという場合は、手をなくすことはできないので、どういう動作をしているときに怖がるかを観察する。

 

そしてその動作を封印する。

 

たとえば犬の顔に向かって手を伸ばすと怖がるのであれば、その動作をしないようにする。

 

ここで途中まで伸ばすとか、横に動かすとか中途半端なことを続けていると、すべての動作が警戒対象になってややこしくなるので、すっぱりやめてしまった方がいい。

 

これらの目的は、犬に安心してもらうということだ。

 

この人は嫌なことを絶対にしないと心底納得すれば、人と関連付けられた恐怖は薄らいでいく。

 

ただしトラウマの程度によって、改善する時間の長さも改善度合いも変わって来る。

 

ひょっとしたら一生治らないかもしれない。

 

だが多かれ少なかれ反応は減っていくので、犬が生きやすくなることは間違いない。

 

つらい気持ちに寄り添った接し方をするよう、常に心がけたい。

 

 

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