吠えさせたら飼い主失格という呪い | ドッグウォーカー博士のスローライフ

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「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたので、各地で海水浴場が閉鎖になっている。

 

うちの近所はどうだろうと見に行ってみたら遊泳はできるようだった。

 

だが明らかに人が減っており、漁港でも今まで休みになるとぎっしり停まっていた大阪ナンバーの車がほぼいなくなっていた。

 

来ているのは地元の人中心のようで、沖では近所のSUPショップの人が風の中SUPを楽しんでいた。

 

まちまちな反応というところだろうか。

 

わたしはまだ喉が痛いので、もう少しスローダウンしているつもりだ。

 

午後ベッドで休もうとしていると、イナちゃん(白黒猫♂1歳)がすかさずやってきた。

 

 

 

 

 

わたしの肩を枕にしてお昼寝。

 

おかげで風邪が早く治りそうだ。

 

イナちゃん、いつもありがとうね。

 

ところで、犬育てのお悩みの上位に、散歩に自分の犬が他犬や人に吠えるというのがある。

 

多くの方がなんとかしたいと考えているようで、PONOPONOへのご相談でも定番中の定番である。

 

これはワクチンプログラム完了まで散歩をさせないことで他犬や人への社会化が不足していることに加えて、大事なパピー期の刺激不足によるストレスからの過剰反応があるだろうとわたしは考えている。

 

日本ではさらに「人に迷惑をかけてはいけない」というほとんど宗教のような信条が、犬を吠えさせてはいけない、吠えさせたら飼い主失格だというプレッシャーとなってのしかかっているように思えるのだ。

 

なのでドッグトレーナーたちも、他の人たちのの迷惑になるから犬を吠えないようにトレーニングしましょうと強調する。

PONOPONOでは迷惑になるから吠えさせないという人間中心の発想ではなく、犬自身が他犬や人などに反応していたら散歩を存分に楽しめなくなるので、吠えずにいられるように人間が(←ここが重要)対処することを提唱している。

 

一般的に吠えないためのトレーニングとしてよく行われているのは、犬をオスワリなどのコマンドに従わせるというものだ。

 

吠えにお悩みの人たちのほとんどは、このやり方を知っているし、試したことがあるのではないだろうか。

 

PONOPONOの相談者さんのほとんどもそうで、やってみたけど全く改善しないと言う。

 

熱心にトレーニングした方はそれほど多くないが、すごく頑張ったのにできなかったと口をそろえる。

 

ということは、この方法は再現性が低いということではないだろうか。

 

ちなみに以前住んでいた実家そばに警察犬訓練所があったが(いまはなくなった)、人とすれ違う時に吠える飛びつこうとするシェパードさんたちが多く(わたしもされた)、動物病院での処置が難しい子もいた。

 

だがこのわんこさんたちは、当然ながらコマンドにはよく反応していた。

 

でも呼び戻しになると逃げていくわんこもいたので、すごく嫌でつらいのだろうと気の毒に思いながら見ていた。

 

わたしたちもストレスいっぱいでピリピリしているときには、些細なことに腹を立てたり、うっかりすると暴言を吐いたりなどしてしまう。

 

厳しいトレーニングを見ると、わたしは親の強い要望で受験勉強をさせられている子どもの姿が重なる。

 

わたしが見聞きした範囲でも、頑張ったのちに爆発してしまうケースがけっこうあった。

 

犬に戻ると、そこまで厳しいトレーニングはできない人が多いので、とくに変化なしとなっているのではないかと思っている。

 

わたしはいつも書いている様に、犬が反応しない距離を取るという方法を採用しているが、やってみたらトレーニングしても直らなかったのになぜ吠えなくなったの?と言われることがよくある。

 

吠えない距離を取れば吠えなくなるのは当然だ。

 

それを繰り返していると、犬が自分自身で距離を取ったら怖くないということを学習する。

 

怖くなければ「あっち行け」と吠える必要もないので、余裕で自分の散歩を楽しむことができる。

 

もちろん急に大きな犬が曲がり角から飛び出してきたといった突発的なことが起こったら吠えるのは当然だ。

 

人間だってびっくりして声が出てしまうだろう。

 

そういうのではなく、犬を見つけたら吠える状態を改善することが犬の利益のために必要なのだ。

 

なので、ゴールはトレーナーたちと同じといえなくもないが、吠えさせたら飼い主失格というような考えとは無縁だ。

 

PONOPONO方式は再現性が高く、人にも犬にも負担が少ないので、ぜひ試していただきたいと思っている。

 

 

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