昨日、ブログで70代母とワイン1本
空けた、
と書きましたが、ほんとに呑んで食べました笑
私の母は
私が中学校のとき
父がなくなったので、
片親でも恥ずかしくないように
娘3人を立派にお嫁にやらねば！！
と、もともとずっと
専業主婦、
看護学生だった母を
父が見初めて結婚したので、
働いたことないのに、
イキナリ独立起業
することになりました。
当時母、40歳。
当時母、40歳。
起業女子のさきがけ
ですな。
ちなみに私が起業したのは
42歳です。
婦人服の小売店を
始めたのですが、
バブルだったことが手伝い
お店は大繁盛。
もんのすごい大儲けしました。
父が生きてたときのほうが
節約ざんまいだったのに、
母の成功で、
わたくしは美味しいもん
食べさせてもらいました笑
母は忙しかったので、
週の３～4回は外食。
大げさじゃなく、寿司か焼肉
でした。
へい、らっしゃい！
のほう。
母は「ねばならない」人で、
お金が無くならないよう
自分の老後まで貯め込んで
いるのです。
死ぬまで誰の世話にもならない、
と。
私達をお嫁にやるまでも、
いつも忙しくて
イライラキーキー。
お金の勘定もキッチリ。
母をみていて、最近、
宇宙的には
すっごい握りしめている母、
お金が入ってくるはずないのに、
なんで入ってきてたんだろー？
と不思議でした。
不安のために貯める
お金は失っていく、
って言いますよね。
しかし昨日、
母と飲んだくれたときに
母はご機嫌でおしゃべり。
意外な話をききました。
使うときは使うという母。
婦人服のお店は、
母がお洋服が好きだったので、
自ら仕入れのルートを見つけ、
お客さんに見立ててあげ、
とにかく楽しかったらしい。
個人の小売店なので
値段も自由につけていました。
「自分の足で歩いて
選んでいる手間がある。」
「地元の人は難波や梅田に
行けないから、私が代わりに
探して来て質のいい
お洋服を売っている。」
「私が選んだ洋服は
どんなブランドより
価値があるのだ。」
といつも言っていました。
エネルギー量って
いうヤツですね。
それで旅行に行ったり、
宝石やバッグを買ったり。
わたしを専門学校に行かせ
卒業させ。
話しは戻り、
飲みながら、
そんな母が言いました。
「お金は喜んで
バーっと使ったら、
入ってくるんよ♪」
・・・。
ちょっとびっくり。
あんなに締めて締めて
ケチケチ使っているように
見えたのに。
そういえば、
使うときは使ってたよな。
一緒にディズニーランドに行ったとき
入場券をなくした母。
「あら、ないわ。しゃーないな。」
と買い直してた。
フツーに。
私なら落ち込んで、
夢の国が地獄になるところ。
そういうところはパッと使ってた。
昔の人ってすごいよな。
って思う。
今の私達って、いちいち本読んで、
引寄せの法則～とか学んで。
やっと腑に落ちて。
なのに母は自然に直感で
やっていた。
昔ながらの暦通りに生き、
カレンダーを確認しては、
今日は〇〇の日だわ。
と、ご先祖を大切にし。
神棚はなかったけれど、
コップに水をいれ、
毎朝、窓辺に置き。
なんとなく、なんとなーく。
本来はそういうものなのだと
思う。
今の私達は、
いろんなことに囚われ、
考えすぎ。
本当は深く考えずとも
風の向く方向にいくのです。
母は他人にはケチケチして
いましたが笑
娘3人には惜しみなく
出していました。
他人に出すぐらいなら
アンタたちに出す。
と。
いま、同じ立場に立って
話しをして、
とても、不思議な気分に
なりました。
いや、母のあしもとにも
及ばないですけど＾＾；
顔をみたら
「貯金しなさいよ～」
っていわれるけど笑
そういや母がしょっちゅう
焼肉を食べていたのは
そういうことだったのね。
行動の赤だから＾＾
母は偉大である。うむ。
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