こちらの続きです。
心の中でもいいので、母親に対する気持ちを思い出してみてください。
本当はどのように接してもらいたかったのか?
どのような声かけをされたかったのか?
その時の悲しかった、辛かった感情なども一緒に思い出し、抱きしめて癒してあげてください。
大人になったあなたが、あの時の子どものあなたを癒してあげるのです。
もしかしたら、あの時の母親の年齢よりも、今のあなたの方が上かもしれませんね。
親は子どもを産んだら、強制的に親になります。
親の勉強などしていません。
女性なら、子どもができたら100%母性が出始めるわけでもありません。
親の本質や親が生まれ育った環境で、子ども(あなた)に対する接し方なども変わってきます。
だから「親だから!〇〇は当たり前!」というのは、本当は当たり前ではないのです。
でもそうなれるように、みんな頑張って親をしているのです。
しかし「そんなの当たり前だろ」と思う人もいます。
その見方も確かに当たり前と言えば当たり前です。
でも一人一人性格も本質も生まれ育った環境も、今の生活環境も違います。
その中で「当たり前」の一択には当てはめられないのです。
しかも多種多様化している、今の世界で一択に当てはめることなどできないのです。
だからこそ、思いやりの気持ちを持ち、そのような目で親を見ると感謝しかないのですね。
いつも書いていますが、「人は鏡」。
人を通して自分を見ています。
人の嫌なところがあれば、自分もそのような部分があるかもしれません。
だからこそ、それが目につくのです。
人に厳しくしているのは、自分に対しても厳しくしています。
だから「そんなの当たり前」と思っている人は、自分に対してもそのように思いしているので、かなり不自由な中で生きています。
だからこそ、自由にしている人を見ると「こんなに自分は苦労して頑張っているのに、ラクに生きて稼いだり幸せになっている人が赦せない!」というような思いを抱く場合もあります。
そして、前回の記事に書きましたが
そしてこのようなことを聞いたときには、反発の心が出ました。
素直に聞けなかったのですね。
というか「そんなの信じたくない!」という思いもありました。
特に親のことは、それを認めたら今まで頑張ってやってきた私の過去が全て水の泡になってしまうような気がしたから。
このような過去に頑張ってきた自分をなくしたくなくて、それに執着して、なかなか変えることができない場合も多いです。
私の苦労はなんだったの?!
となりますからね。
もしもあなたにお子さんがいらっしゃるなら、そのような過去の思いを自分に赦してあげることで心が緩み、もっと気楽に子育てが楽しく楽になっていくはずです。
もちろんお子さんがいなくても、生き方全般に当てはまります。
だから、あなたが親を赦してください。
この「赦す」というのは、今までされたことの数々を白紙にする、という意味ではなく、存在全て「それでいいよ」と神様目線で見るような感じです。
親になんかそんなことできないよ、という場合は、まずはご自分にされてください。
とにかく、どんな自分でもいい、と赦していってあげて。
これは自分を甘やかすことではなく、存在自体を「そのままの自分でいい」と許可していることになります。
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