婚外恋愛・・・どうしてしてまうのでしょうか？
軽い気持ちから深い気持ちまで人それぞれで、一概には言えないと思います。
しかし、多くの人はしているのは「今の状態に満足していない」から、ではないでしょうか？
満足していれば、そのままの生活を送ることができます。
でも特に夫婦の関わりの中でうまくいかないことがある場合、心の安らぎを求め、違う相手を求めてしまう・・・ということがあります。
夫婦というのは、男女（同性もあります）の問題が色濃く出ます。
男女の問題は、性のことから、精神的なことまでです。
まず、女性の多くは男性に頼りたいと思います。
動物は強いオスが生き残るので、やはりそういう面でも頼りになる人、というのを自然と求めるところもあります。
または、一緒にいて安らぐ、安心できるなどの点を重視する人もいます。
男女ともに自分の感性と合った人、似たような感覚の人といることで不一致なことがなく穏やかにいることができます。
しかし、自分とは全然違う人を選ぶことは良くあります。
それはこちらの記事でも書いたように、自分の親と似たような人を選ぶから。
私たちは親を恨んでいたとしても、その根本では親の愛情を求めているわけです。
なぜなら、自分を生んで育ててくれた親だから。
毛嫌いしてしまうのは、自分の思うように接してくれなかった、または自分の理想の親でない・・・という思いからくる「甘えや拗ねの気持ち」なのです。
この世は自分の思い通りになりますが、その一方では思い通りになりません。
とても矛盾していることを書いていますが、これが事実です。
この相反する二つの思いは、そのまま親に対する思いと同じです。
これらは、自分の心一つで、いくらでも変えることができます。
また、その境界線というのは、本当に紙一重、ほんの少しの考え方次第で気が付くことができます。
それに気がついたから良くて、気がつかないと悪いということでも全くなくて。
気がついたら心が楽になり、その瞬間から自由になれる、というだけです。
生活やいろんなことが、ガラッと変わるわけではありません。
でもその思考が変わるだけで、本当に生きやすくいろんなことにも波及して、自由に生きていくことができます。
自由に思い通りに生きていくことができるのですね。
この自由には全てフリーということではありません。
この世で、この日本で、今の社会で生きている限り、何かしらの制限はもちろんあるわけです。
しかしその制限があったとしても、それを超越したところで、心は自由にいられるわけですね。
私も前は不自由な考え方でした。
そしてこのようなことを聞いたときには、反発の心が出ました。
素直に聞けなかったのですね。
というか「そんなの信じたくない！」という思いもありました。
特に親のことは、それを認めたら今まで頑張ってやってきた私の過去が全て水の泡になってしまうような気がしたから。
でも全て頭の中、心の中の話です。
そんなことはあるはずがなくて、全て私の幻想、思い込みだったのですね。
どんな悲しい過去でも、その過去にしがみついていたい・・・
だってその過去は自分が創りあげてきたものだから、その作品を壊したくないんですよね。
私が創ったのですが、親との共同作品のようなイメージです。
もっと言えば、それが私の両親への思い出なので、どんな悲しい過去でもなくしたくない・・・と執着をしていたのです。
「甘えたい、でも甘えられない」という気持ちと全く一緒です。
どんなことでも、心の中で相反する思いがあるのは、とても辛く感じます。
それこそ両端から引っ張られるような、そんな感じです。
でもふと心を緩ませれば、引っ張られることはありません。
親を赦すということは、そのまま、自分の心を楽にさせることにも繋がるのです。
続きます。
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