nanairoのブログ -2ページ目

浮気


彼女の言葉をふと、思い出した。


「浮気しても良いよ、でも本気は私だけにしてね」




この言葉は、結婚してしばらくしてから・・・別に浮気をしたわけじゃないのに・・・いつものように突然言ったのを覚えている。


彼女の中で何かストーリーがあって、最終的にこの言葉になったんだと思う。


だけど、何を言い出すんだという感じだった。






彼女が居なくなって、この言葉が別の意味も持っているのかなぁと、ふと考えてしまった。


「次の恋をしてもいいから。私を忘れないでね」


なにかそう言われているような気がする。


でもね、ボクから彼女が居なくなることはないんだろうなぁ。

彼女の夢

ある日、彼女が突然

「家がほしい・・・!」

春先の出来事

一戸建ては無理だから、マンションを買った。


その年の夏に、また彼女は

「海外旅行に行きたい・・・!」

アメリカに1週間行った


その年の冬に

「娘の中学は、私立に入れるの・・・!」

大学まである私立に娘は入学した


「そんなお金あるわけ無いじゃん」

ボクは、抵抗を示したが、彼女はことごとく夢を叶えていった。




その4年後、彼女は居なくなった。

自分の夢を叶えつつ、ボクらのことも考えて・・・。


たぶん市立の中学に行っていたら娘は高校に受かったか?・・・この状況で。

家のローンを背負わないボクは、彼女が居なくなって全うに働けたか?

海外に行くの彼女の夢だったしなぁ



自分の死期を知っていたわけではない彼女が、もしものことも考えていたと思うと・・・。


計画魔だったもんなぁ、彼女は。



メール

夕べからさっきまで、ある人とメールで彼女のこと、ボクのことを話をした。


メールでだけの知り合いだけど、彼女のことを含めたボクを肯定してくれるメールをいただいた。


彼女のことを認めてもらえたようで、すごくうれしい。


まだまだ、世界には素敵な人はいっぱい居ると思える日になった。




書けなかった最後の彼女の事が、書ける日が来るのではないか・・・そんな予感をさせる日になった。


記憶

このところ、色々考えることがあって

ここに記憶を記録することから遠ざかってしまいました。



そろそろお盆だし、今年も彼女が帰ってくると思います。

ボクには見えないけど・・・。


たわいない会話-1

結婚前の彼女との会話




何気ない雑談の中、彼女が話題を振ってきた。


「小柳ルミ子、結婚するんだって」
「ふーん」

ボクの適当な相槌



「お相手は、大澄賢也っていう人なんだって」
「へー」
ボクは気のない返事。



「小柳ルミ子って私の1歳下なんだよ」
「へー」
彼女のネタの着地点が見えないボク








「大澄賢也って13歳年下なんだって」
「えっ」

見えた、着地点が。






「私たちのほうが、年が離れてるねドキドキ

笑顔の彼女






正確には、13歳と9ヶ月、ボクが年下です。





このあと、彼女は、ことあるごとに、このねたを友達に披露して、驚いてもらうと言うワザを編み出していた。



「ねえ、ねえ、彼って14年下なんだよ」

「えーっ、見えない。だんなさん落ち着いてるし、年上に見える」




うーっ、うれしくないやい。