今日は、ご質問を受けましたのでお答えしてみます。


かんぴょうです。





    

かんぴょうさん、ご無沙汰してました。
この前のインスタライブ、運良く出会えて本当に
嬉しかったです。

コメントもさせていただきましたが、今年度から
息子は中学3年生。高校受験を意識しだして、
このままじゃいけないと別室登校をぼちぼちし
始めました。

国語の期末テストを受けるべく課題に取り組んで
いたのですが、涙が出てきて勉強できないと
リビングにいる私のところにやってきました。
(夫は不在で娘がいました)

今日は一旦止めたらいいよと言って、息子の
部屋に行こうと思いましたが、来なくていいと
言われました。

その時は一人で自室に戻ったのですが、部屋から
ドンドン音がするので行ってみると自分の左手の
甲を右手で叩いていました。

痛いことはしたらあかんと止めたのですが、
その行為が辛く声をかけることができません
でした。

息子が一人にしてほしいと言ったためリビングに
戻りましたが、ああいう時はなんて声をかけたら
いいんでしょう。

春休みにも課題ができないと泣いていたことが
あり、その時は勉強がしたくなさすぎてやろうと  
思うと頭が痛くなると言ってました。

やらなければならない、みんなできているのに、
自分は何でできなくなってしまったのか、色々
感じて苦しそうです。

何とか手を差し伸べてあげたいと思うのですが…。



Eさん、メッセージありがとうございます。


息子さん、やりたくないことにもしっかり向き合う真面目なところがあるんですね。


さてさて…

手をドンドンと打ち付けるのは、自称行為にも似たものがあり、どうして良いのかが自分でも八方塞がりになっているのかなと感じました。


こんな時はどんな言葉も弾いてしまいがちです…


私たちは自傷や破壊を見つけると、ついその行動を止めようとすることがありますけれど、ご本人はその殴る行為において、脳内のホルモンが出て不安定な気持ちが落ち着くんじゃないのかとおもうのですね。



とはいえ我が子の体は気になりますよね?

「痛くないか?」「怪我してないか?」

ここについては、落ち着いた言葉で話したいところです。


こちらが感情的になれば、より気持ちは乱れると思いますので、寝起きの子を起こすように穏やかな声で話してあげてください。




今ね、息子さんは自立に向かって歩いています。

自転車の訓練みたいなものなんです。

息子さんがひとりで自立するためにはどんな対応が良いのか…ここですね。   

 




そんなとき、

「誰かに助けてもらう」

行動もまた、

本人にとっては

苦痛だったりします。




辛い時に「親に助けてもらう」ことがなんだか情けなくて、

自分でも許せない時期。



そして親は心配で心配で、

何かできることはないかと、

心休まらない。



ここが難しい。





そんなときは、

一度ね

起きてる出来事の

どれが自分の課題なのか

どれが相手の課題なのか考えてみる。



「課題をしっかり分離しましょう」



今回の場合、

課題は息子さんの課題です。

母の課題ではない以上、

子どものチカラを信じて見守る姿勢で。

(こうなると見守るのはEさんの課題となりますね☺️)





ただし。

「手伝えることはなんでも言うてな」

とのひと言は大切かなと。



「なんか困ってたらいつでも手伝うデー」



この声掛けでどうでしょう。



社会に出ても、

「誰かに頼る甘える」

チカラは必要になってきますからね。



自分だけの力でできない時は、

周りを頼る!




その考え方をご本人にもできるようになれるといいな。

そしたら楽になりますからね☺️



課題が遅れようが出せなかろうが、

大事なのは

それをやろうとする、ひたむきで真面目な気持ち。



ここが何より息子さんは素晴らしくて、

私だったら、

紙吹雪撒き散らしながら褒めたいくらい!

(花咲か爺さん?)



そしてね、

「自分がやるべきことを達成する」

ためには

「誰かに助けを求められる経験」

「甘える経験」

も大切なんだよ。

それもスキルのひとつだよ。



そう、 かんぴょうからはお伝えしたいです。




息子くんへ、

よく頑張ってきましたね。


そうだな…

「ねばならない」

は、少しお休みしましょう。



日本には

「15の春は泣かせない」

という考え方があります。



あなたが思うより

日本は優しい世界です。



どうか、未来を怖がらないで。

今できることを、できるだけ。



それで充分。



お答えになったかしら?

もし思ったのと違ったら

またいつでもお知らせくださいね🙋‍♀️




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