「少しくらいなら大丈夫。」

「まだ売上も少ないから問題ない。」

「本格的に始めてから届出をすればいい。」

映像送信型性風俗特殊営業を始める際、このような判断をしてしまうことがあります。

しかし、届出が必要かどうかは、本人が「小規模だから大丈夫」と考えているかどうかだけで決まるものではありません。

今回は、「少しくらいなら大丈夫」という自己判断がなぜ危険なのかを解説します。


売上が少なければ届出不要とは限らない

「まだほとんど収入がないから大丈夫。」

これは注意したい考え方です。

映像送信型性風俗特殊営業に該当するかどうかは、単純に売上金額の大小だけで判断するものではありません。

どのような内容を、どのような方法で提供しているのかなど、実際の営業形態から判断する必要があります。


副業だから大丈夫とも限らない

本業ではなく副業として配信している場合でも同じです。

「会社員だから」

「空いた時間だけだから」

「月に数回しか配信しないから」

という理由だけで、当然に届出が不要になるわけではありません。

重要なのは肩書きではなく、実際にどのような営業を行っているのかです。


最初は小さくても事業は変化する

始めた当初は小規模でも、

・配信回数が増える

・有料コンテンツが増える

・利用するサービスが増える

・収益が大きくなる

など、営業形態が変化していくことがあります。

最初の自己判断をそのまま続けていると、現在の営業実態と制度上必要な手続きが合わなくなる可能性があります。


「周りもやっている」は判断基準にならない

SNSやインターネットでは、

「届出なんてしていない」

「自分は何も言われていない」

といった情報を目にすることもあります。

しかし、他人が届出をしていないことは、自分も届出をしなくてよい理由にはなりません。

営業内容や運営方法が違えば、判断も変わります。

他人の事例ではなく、自分の営業実態で判断することが重要です。


「問題になっていない」と「適法」は同じではない

これも非常に重要なポイントです。

今まで何も指摘されていないからといって、それだけで現在の営業方法が適法であることが確認されたわけではありません。

「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫。」

この考え方で営業を続けるのではなく、一度、自分の営業内容と必要な手続きを確認することが大切です。


問題が起きてからでは負担が大きくなる

営業を始めた後で届出の問題が判明すると、

・現在の営業状況の整理

・必要な手続きの確認

・書類の準備

・行政への対応

などを同時に進めなければならない場合があります。

営業開始前に確認する場合と比べて、対応の負担が大きくなる可能性があります。

だからこそ、「少しくらいなら大丈夫」ではなく、「始める前に確認する」ことが重要です。


迷った段階で確認することが一番のリスク対策

映像送信型性風俗特殊営業に該当するか分からない場合、無理に自分だけで結論を出す必要はありません。

「届出が必要なのか分からない。」

その段階で確認すれば、営業内容を整理したうえで次の行動を決めることができます。

問題が起きてから対応するより、問題が起きる前に確認する。

これが最も基本的なリスク対策です。


まとめ

映像送信型性風俗特殊営業では、

「売上が少ないから」

「副業だから」

「周りも届出をしていないから」

「今まで何も言われていないから」

という理由だけで、届出が不要と判断することはできません。

「少しくらいなら大丈夫」という自己判断こそ、後から大きな問題につながる可能性があります。

安心して営業を続けるためにも、自分の営業形態が制度の対象となるのかを事前に確認し、必要な手続きを適切に行うことが重要です。


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