導入文

「行政って、どこまで見ているんですか?」映像送信型性風俗特殊営業のご相談では、この疑問を持たれる方がとても多いです。

 

結論から言うと、細かく監視しているわけでも、重箱の隅をつつくわけでもありません。

 

今回は、実務の現場で行政が特に重視しているポイントを整理してお伝えします。

 


行政は「グレーを探す」立場ではない

まず知っておいていただきたいのは、行政は「違反を見つけること」を目的にしているわけではありません。

 

実務上の基本姿勢は、

  • 制度の枠組みに沿っているか

  • 説明と実態が一致しているか

この2点を確認することです。

 


① 営業の実態があるかどうか

最も重視されるのが、実際に営業として行われているかどうかです。

 

具体的には、

  • 継続的に配信しているか

  • 収益を得ているか

  • URL・アカウントを使って提供しているか

といった点を総合的に見ます。

 

「趣味のつもりだった」という意図よりも、現在の実態が判断材料になります。

 


② 配信内容が制度の対象に当たるか

次に見られるのが、配信内容が風営法上の対象に該当するかです。

 

判断は、

  • 映像全体の構成

  • 見せ方・演出

  • どの部分に価値が置かれているか

といった点を含め、形式ではなく中身で行われます。

 


③ 未成年者への配慮があるか

行政が特に慎重に見るポイントのひとつが、未成年者保護です。

 

たとえば、

  • 年齢確認の仕組みがあるか

  • 表示や導線に問題がないか

  • 無料で閲覧できる範囲が適切か

制度上、「未成年者が容易に触れない設計かどうか」は重要な観点になります。

 


④ 説明と実態が食い違っていないか

届出や事前相談で説明した内容と、実際の運営実態が違っている場合、トラブルになりやすくなります。

  • 書類上はこう書いている

  • でも実際は違う運用をしている

このズレがあると、「誤魔化しているのでは」と受け取られてしまうことがあります。

 


⑤ 変更があったときに放置していないか

営業開始後、

  • URLを変えた

  • 運営方法を変えた

  • 事務所の状況が変わった

こうした変更があったにもかかわらず、必要な手続きをしていない場合は注意が必要です。

 

**届出後も“放置しない姿勢”**は、実務上とても大切なポイントです。

 


行政が見ているのは「姿勢」

最終的に行政が見ているのは、「完璧かどうか」ではありません。

  • 制度を理解しようとしているか

  • 分からない点を放置していないか

  • ルールの中でやろうとしているか

こうした姿勢が、実務では大きく影響します。

 


まとめ

行政が見ているのは、細かいテクニックではありません。

 

営業の実態、配信内容、未成年者への配慮、そして説明と実態の一致。

 

この基本を押さえておくことで、過度に恐れる必要はなくなります。

 


 

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