こんにちは。

 

「着ない着物を着たい人に譲る」活動をしている

虹色日和(ナナイロビヨリ)です。

メインのブログでは「みお」と名乗っています。

 

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「きもの譲渡会」を続けていて、嬉しいことがいくつかあります。

 

 

ひとつめは、お着物類をお譲りくださること。
不要になったお着物類を手放す方法は いま様々あれど

そんな中、わざわざ「譲渡会に」と、託してくださることが とても嬉しいです。

 

 

ふたつめが、譲渡会をきっかけに 着物に興味をもつ人が増えること。

着付けを習い始めた、とか、これから着付け教室に通うことにした

ということをご報告いただいたり、

お譲りした譲渡品を、自身で着付けをされて、

譲渡会にご来場していただけること。

 

 

みっつめが、譲渡品を大切にされていることをご報告いただくこと。

LINEやメール等で、着姿のお写真を添付して

お召しになった姿をご報告してくださる方や、

リメイクした「after」の姿をお知らせいただいたりすること。

 

 

 

そして よっつめが、譲渡会をきっかけに ご縁をいただけること。

 

例えば、2023年に 小梅やトーコさんからのお声がけで

「出張きもの譲渡会」として、プレオープン中だったcafe plugさんで

2023年1月と、2月に 2回出張きもの譲渡会を開催することとなりました。

 

 

そして、そのcafe plugさんで開催されたイベントで

「福文字」として出展をされていた容子さんが、

譲渡会でお譲りしたお着物をきっかけに 着物に目覚め、

「着物サロン結」を立ち上げられました。

 

 

その、着物サロン結のご縁で

お嬢様の卒業式にお着物で列席したいとご要望があり

お着物類のコーデ提案をさせていただくことになったりもしています。

 

 

そして、譲渡会のことを知りご来場された大学生から

日高市にある 高麗郷古民家でのイベント出展のオファーをいただいたり。

 

 

さらには、その高麗郷古民家での出張きもの譲渡会で

ボランティアとしてお手伝いをしてくださったSAIJO生は、

イベント開始直前には

「きものには興味があるし、卒業式に袴を着たいけれど

レンタルだと高いから、ちょっと諦めてます」と言っていたにもかかわらず

イベントを通じて着物にも興味を示してくれました。

 

 

もっとすごいことに、今年1月の古民家イベントでは、

ボランティアとして手伝う身だったのに

4月に進級し、三ツ木ゼミに入って

今度はボランティアではなく、企画運営のスタッフとして

イベントを立ち上げることになったとのこと。

 

 

たった3ヶ月で、ここまで発展するとは。

こんなこと、誰が想像できようか…(反語)。

 

 

 

 

そして、三ツ木ゼミの企画イベントとして、

5月に大宮門街で開催されるイベントに

出張きもの譲渡会&簡単お着付けで出展いただけないか?と

また、オファーをいただきました爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

 

 

こうやって ご縁がつながっていくことが主催者冥利に尽きます。

 

 

 

 

正直、ここ最近ずっと「譲渡会の今後」について考えることがあり

在庫がなくなったタイミングで譲渡会じたいを「店じまい」してしまおうか

とも考えていたりしました。

 

 

そもそも 譲渡会を始めたきっかけも 崇高な目的があったわけではないし

(友人の相談にのって 捨てられる寸前だった着物類を

救済しつづけていたら過剰在庫となったから放出することにした)

御大層なことをやりたくて始めたわけでも、続けているわけでもなかったりします。

 

 

ただ活動内容を説明すると、

拍手エシカルだ

拍手サステナブルだ

拍手SDGsに貢献している

 

などと、もてはやされたり 称賛されたりすることが多く、

称賛されるたびに「こそばゆい」を通り越して「気持ち悪い」感じになる。

 

別に↑のことを意識して始めたわけでもないのに

まるで流行かのように↑を持ち出されているようで。

 

だから、べつに そういう崇高な目的意識を持って始めた活動じゃないんだってば。

と、都度 説明をすることになる。

それが案外、面倒くさい。

 

 

そもそも崇高な目的意識があってはじめた活動ではないから

非営利での活動なんだし。

もっとちゃんと、目的意識をもっていたら

起業でもなんでもして それこそ「持続可能な」取り組みを

考えて活動をすると思う。

 

 

とはいえ、基本的に 「私がやっていること」は

難しいことはほとんどなく、「誰でもできること」だったりします。

「私がやる」ということに強いこだわりも 実はない。

 

だから別に 私がやらなくても、別の人がやるってくれるなら

それでいいと思っているし、

ほかで活動している人がいるんだったら、もう私が活動しなくてもいいんじゃね?

と考えることも よくあります。

 

 

ただ、ベースにある私の「想い」(≒もともとはじめたきっかけ)と

活動趣旨が類似していることが条件にはなりますが。

(だから かのSNSのグループでの活動にはモヤモヤしたわけで…)

 

 

ですが、私自身 崇高な目的意識があってはじめたわけではなく

ある意味 軽い気持ちで始めた活動なので

そして 軽い気持ちで始めたからこそ

(≒営利目的で活動することとしていないからこそ)

なるべく「根無し草」のような感じで居続けたいという気持ちはあります。

 

 

もっと端的な表現をするならば

「いつでも簡単に辞められる状態を維持する」

ということです。

 

 

まぁ ぶっちゃけた話 いま開催告知をしている譲渡会

(5月3日と、出張~の5/12)以降

「開催をしない」ということが起こりうるわけです。

 

 

そのために、ある意味「ほとんどひとりで」やってきているわけですし。

(まぁ最近は、賛助会員様を募っているので

会員様の有効期限内は活動しないと詐欺になると思うんで

いきなり「辞めます」はないと思うけれど…)

 

 

 

でも、根底には「いつでも辞められる」状態を保つようにしています。

 

とはいえ、こうやってお着物をお譲りいただく方が現れたり、

再度 ご縁をいただいてイベント出展のオファーをいただいたりするということは

「継続すべし」という、天の声があるのかもしれません。

 

 

ちょっと話を脇道にそらしますが、

だいたい、終活関連も 手放そうとして資料を大量廃棄したとたんに

セミナー開催の依頼があったりして、

「まだ手放せないのか」と思い また資料を集める必要がでてきたりしたのですが

(昨年 部屋の模様替えをするにあたり、不要だと思って

終活関連の資料もデータ以外を大量に廃棄処分したのに、

その直後、すでに退職してずいぶん経つ 終活の資格を持つ方から

突然連絡がきて、「エンディングノートの書き方講座を開催することになったので

マンツーマンで講座やってください」と言われ

慌てて資料を引っ張り出してきて、セミナー開催することになったり

先日も、さらに資料を捨てようとしたタイミングで

地元 社協の方から連絡があって 今年度もセミナー開催お願いしますと

連絡きちゃったりするし…(-_-;))

 

 

手放そうとすると、手放さないためのナニカが舞い込んでくる

ということは、きっとまだそのタイミングではないということなのだと思います。

 

 

別にスピスピしてなくても、さすがにここまでお膳立てされてしまえば

否が応でも対応するしかなくなります。

終活のほうも、ですが。

正直、終活関連も 別にほかにセミナーやる人れば

その人がやればいいと思っています。

(ただ、残念なことに「自分の得意分野、主力商品の関する分野のテーマしか

話せない人が多く、終活全般の内容を 通りまんべんなく説明できる人が

ほとんどいないのが現状)

で、結局 人に振れずに私がセミナーやることになる。

 

こちらもある意味「営利ではない」からこそできるんだと思いますが。

(他の人たちの場合は、当然 自分の業務に絡めたいから

比重として自分の業務に関連する分野を多く説明してしまいがちになるけれど

私の場合は まったく営利目的ではないぶん どの分野もぜんぶ

フラットに説明ができるというのが 最大の強みでもある)

 

 

 

譲渡会もまさにそんな感じで手放そうと思ったとたん

いろいろな方からお声がかかり お着物類をお譲りいただいたり

イベント出展のオファーがきたということなので

「まだ手放すタイミング」ではないようです。

 

 

とういうことですので、まだしばらくは天の声に

従うことにします。

 

 

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