お互いを大切にし合う、率直なコミュニケーションとは?| By.日本青年団協議会 | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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おごめ~ん、団長タカッチ親方です(`・ω・´)ゞ

今回は青年団内での学習会の話題✎

 
青年団と言えば、仲間との交流♪とはいえ…
  • コロナ禍でなかなか人と会うのも大変…。
  • 直接対面しての交流も難しい…💦
そこで、オンラインで交流しましょう!
 
  • 人と交流するのもいいけど、コミュニケーションってなかなか難しいよね💦
  • 自分の言いたいことが上手に伝えられないorつい言い過ぎてしまう…
  • 相手の気持ちをどう確認したらよいのだろうか…。折り合いをどうつけようか…?
…そんなあなた!「アサーション」なコミュニケーションを心がけてみませんか?
アサーションなコミュニケーションを心がけることで…
 
  • 相手の気持ちを尊重できる
  • 自分の気持ちも素直に表現できる
  • お互いの気持ちを確認でき、よりよい方向へ一歩進める

…ことができます!

 
…って、そもそも「アサーション」ってなんだ!?
 
今回はこの「アサーション」について、全国の青年団仲間とオンラインで学習!
日本青年団協議会主催のオンライン学習会2『お互いを大切にし合う、率直なコミュニケーションとは?に参加💻
お互いを大切にし合う、率直なコミュニケーションとは?| By.日本青年団協議会

 

 

私自身、団長&広報担当を長年務めており、仲間をはじめ多くの方と交流することが多いです。

そのなかで、
 
  • 「どうしたら自分なりの気持ちを適切に伝えられるか」
  • 「相手の気持ちや立場を、私はきちんと理解しようとしているのか」
…と、自問自答し、悩むこともあり。ゆえに今回の学習会に参加(`・ω・´)ゞ
▽おどけているようで、コミュニケーションに悩むタカッチ親方のご尊顔
 
この学習会に参加したことで、
 
  • アサーションという新しいコミュニケーション方法/思考方法が学べた!
  • DESC(デスク)」という考え方/整理方法を取得できた!
    自分&相手両方が満足しやすいようなコミュニケーションの取り方が分かった!

…と、面白く実りある学びができました♪

 

 

今回学んだことなどを、あなたにも共有!何かしらのご参考になれば幸いですm(__)m

<📝目次>

  1. アサーション&DESCを学ぼう!|自分も相手も、言いたいことをよい方法で伝えあえること
  2. まとめ|自分の気持ちを整理する&相手に質問しよう!

 

 

 

(1)アサーション&DESCを学ぼう!|自分も相手も、言いたいことをよい方法で伝えあえること

✍講師:藤原 祥子 氏(東京大学相談支援開発研修センター)

▽参加者一同(通常版←伏線ありw)

人とのコミュニケーションについて研究されているプロ:藤原先生に、お互いを大切に&率直に話し合えるコミュニケーションの方法を教えていただきましたm(__)m
  • ✍キーワード・手法は2つ→「アサーション」「DESC(デスク)」
 

【1.相互尊重|アサーションとは】

💡「アサーション」とは、以下の4つの要素を満たすコミュニケーションのこと。

  1. 伝えたいときは」→自分が伝えたいときにきちんと伝えられること(「他の人が言いたそうにしている」と勘ぐっていないか?)
  2. 正直、率直に」→自分に言っている言葉は自分の本心ですか?(相手のよい反応を引き出すために言葉を繕っていないか?)
  3. その場にふさわしい方法で」→相手を尊重しつつ、自分が工夫する(Ex:話すスピード、言葉の選び方)
  4. 表現してみること」→まずは自分なりの表現をする、表現が異なっていればやり直せばよい。
 

💡「アサーション」が使える場面

対人関係どの場面でも使える
Ex:頼みごとをするとき、感謝を伝えるとき、不安を漏らすとき、断るときetc...
 
 

💡「さまざまな自己表現スタイル」

  • 非主張的な自己表現」→空気を読んで、自分の気持ちを抑え、相手の気持ちの方を優先する。⇒自分が苦しくなる…💦
  • 攻撃的な自己表現」→相手の気持ちを考えず、自分の気持ちだけを優先させる(無視・褒め落とすなども含む)⇒相手を傷つける💦自分も苦しむ…💦
アサーション→自分&相手どちらも優先し、折り合いをつける。よい関係を築けるかもしれない!
 
 

【2.アサーションの実践|DESC】

4つのマトリックス(表)を使って気持ちやコミュニケーションを整理・分析する方法=DESC(デスク)を活用し、コミュニケーションの実践!
 
  • D(Describe)=客観的に→分かっていること&見えていることを伝える
  • E(Express)=主観的に→自分の気持ち&考えを伝える(≠感情的)
  • S(Suggest)=提案する→現実的&具体的な提案をする
  • C(Consider)=考えておく→Yes/Noの場合を考えておく
 
Ex:来週の金曜日、会社で飲み会を開催。自分はすすんで幹事を引き受けた。しかし、仕事が忙しくて飲み会の設定ができない。
 自分が進んで感じすると言った手前、同僚などに相談しづらい。どうしたらよいか。
 →(考え方の例)D=来週の金曜日の飲み会があるけど、E=仕事が忙しくて進捗できていないんだよ…、S=お店の予約まで素はするから出欠確認はあなたにお願いしたいんだ、C=YESなら「ありがとう!心強いよ」&NOなら「じゃあ司会はどうかな?」と提案を色々としてみよう。
 
 

【3.DESCの実践|グループワーク】

4~5人のグループに分かれ、具体的な青年団活動場面を想定し、DESCを活用。自分と相手の気持ちを素直に言い合い、お互い満足する方向へ展開できるかな?
▽お題「山登りは好きだけどゴミ拾いには興味がない仲間へのアプローチ」
 
【主旨】
  • 青年団の山登りイベントに参加してくれたAさん。
  • あなたはAさんに次回のゴミ拾いイベントに参加してほしいと思っている。
  • Aさんを誘うも、「山登りは好きだから参加したものの、ゴミ拾いには気が進まない。それに日程も合わないし」と主張。
  • それでも、あなたはAさんにこれからも引き続き青年団活動に参加してほしいと思っています。さあ、Aさんに何という?
 
 
【私のグループでのDESC結論】

<D:客観的に>

「そっか…ゴミ拾いには気が進まないんだね…」【相手の気持ちに寄り添う】

 

<E:主観的に>

「山登りに参加してくれてありがとう!すがすがしい気持ちになったよ」【感謝の気持ち&Aさんがいることのメリット説明】
 

<S:具体的な提案>

「日程はいつ頃ならOK?」【まずは日程の意向確認=第1段階の質問。ゴミ拾いには参加してほしいのでここでは日程に絞る】
 
<C:考えておく>
(YES)「ありがとう、じゃあいつしようか?」
(N O)「じゃあ、山登りとゴミ拾いイベントなら参加しない?」【Aさんの好きなものを採り入れる】
 →それでもNOなら、「そっか、じゃあまた何かやりたいことがあったら教えてね!興味がある活動の時に遊びに来てね♪」
  【相手の気持ちを尊重し、これ以上は自分の考えを押し付けない。自分の意見はすでに伝えた/確認したので】
 
 

【藤原先生の講評】

  • 感謝の気持ちがあるのが好印象。「すがすがしい」という表現は秀逸!
  • 〇相手に質問をしておりGood!一方的に提案せず、「日程はどうかな?」と相手に質問することがよいコミュニケーションへの一歩。
  • △「じゃあいつしつしようか?」と質問+「ありがとう!一緒にまた活動できるなんてワクワクするよ✨」と、嬉しい気持ちやドキドキ感の言葉を添えるともっと相手は喜ぶ/好印象を抱いてくれる。
 
 

【4.ワンポイントアドバイス|これができるとよりよいコミュニケーションへ✨】

1.「E(主観性)」|あなたの気持ちは伝えてOK!

  • ※留意点=感情を相手のせいにしない、脅さないこと
  • 相手と共有しやすい言葉のレパートリーを増やそう(Ex:心細い/心強い、心もとない/頼りになる、気が弾ける/やる気が出る)
  • 「あなただからこそ」という熱意&理由を伝える。
  • 「YESと言ってもらう」「話を分かってもらう」分かってもらえたことへの感謝を伝えてもよい(Ex:「話を聞いてくれてありがとう」、「話しながら考えがまとまりました、ありがとう」)

2.「S(提案)」|YesかNoかの二択ではない

  • ※留意点=結論にこだわらない!「あるテーマについて話し合う/理解し合う」つもりで♪
  • 代案を用意しておこう!
  • 提案は具体的に相手が引き受ける/断るを検討しやすい
  • よい提案が思いつかなければ、相手に質問してもよいEx:「どんな内容なら関心がありますか?」「これまでに参加して楽しかったのはどんなことでしたか?」
  • 視点を変えて、相手と折り合えるポイントを探す→Ex:「今回のイベントはどうですか?」→「どんなイベントならお好きですか?」→「私たちの団体の活動についてどう思っておられますか?」
 
以上が学習会の内容ですm(__)m
 

(2)まとめ自分の気持ちを整理する&相手に質問しよう!

▽参加者一同(キュンですバージョン💓(笑)遺影には不向きでしょう(笑))

【親方が印象に残った内容/理由】

  • 「YESと言ってもらう」≠「話を分かってもらう」分かってもらえたことへの感謝を伝えてもよい
要は、「結論ばかりを求めない。そこまでの過程も大切にすること」です。
 
総会で団長・司会をしていた私。つい、「このことについて早く話し合って、結論づけたい」と自分の気持ちを先走らせました。
しかし団員からは、「まずはもう一度団員同士でゆっくり話し合う場が欲しい。そこから一歩を始めようよ」と複数の声あり。
これを聴き、ハッとした私。結果だけを追い求めて、団員に窮屈な思いをさせていたなあと反省💦
同時に、団員から大切なことを教えられたと感謝✨地道に、お互いの想いを話し合い聴き合いながら、過程も大切にと。
 

【全体的なまとめ】

自分の想いを語るとき、相手の想いを聴くとき、落ち着いて対応することが大切だと感じました。

  • 自分の想い→どういうものなのか整理しておく、相手からのYes/No両方の場面を想定し対策をする。
  • 相手の想い→具体的な質問/提案をしながら相手の真意などを確認、相手がどの立場/間柄/タイミングにあるかで対応も異なる、対面/電話/メールなど交流手段でコミュニケーションの方法が異なる

今回の参加者、各々にコミュニケーションに課題があるとのことで参加されたそうです(Ex「言いたいことを上手に伝えきれない」「相手の意見を上手に聴けない」)。

藤原先生ご提唱の「DESC」理論は初めて知ったものであり、整理するうえで分かりやすいものでした♪ありがとうございます✨

客観/主観/提案/事前想定の軸を意識し、多面的な考え方&具体的な内容をもって相手と自分とが満足いくようなコミュニケーションを心がけます。

藤原先生や日青協、参加者のみなさま、平日夜の遅い時間にありがとうございました&お疲れさまでしたm(__)m

 

 

長文・乱文失礼いたしました💦

今回の学びが、多くの方に届けば幸いですm(__)m

以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

 

P.S.次回のオンライン学習会
テーマ『メディアリテラシー(情報発信者&受信者が気をつけること)』、8月24日(水)夜開催予定!

 

 

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