ブラインドサッカー寺西一さん 交歓プログラム~第68回全国青年大会2~ | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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こんばんは!

なないろベース事務局&大分県連合青年団団長のタカッチ親方です!

 

連日ご紹介の第68回全国青年大会。

1記事目:開会式に引き続き、2記事目:交歓プログラムをご紹介m(__)m

 

 

交歓プログラムでは、参加者同士の交流や学びを深めたり、スポーツについて触れたりの重要プログラム。

昨年は、バドミントンの小椋久美子さんトークショー

▽参考動画(15分弱)

  

 

今年は、ブラインドサッカー(視覚障がい者5人制サッカー)日本代表強化指定選手の寺西一(てらにしはじめ)さんによるトークショー&ブラインドサッカー体験会!

以下、交歓プログラムの模様を簡単にご紹介いたしますm(__)m

 

▽動画→https://youtu.be/w04jE8_QQmg

[1.寺西一さん&剣持雅俊さんご紹介]

☆寺西一さん(画像左)

  ブラインドサッカー日本代表強化指定選手(2010年~)。
  ブラインドサッカー歴15年。

☆パートナー:剣持雅俊さん(右)
  NPO法人日本ブラインドサッカー協会 ダイバーシティ事業部部長 
  神奈川桐蔭高校サッカー部時代に全国大会出場。サッカー神奈川県代表として国体出場。

 

 

[2.ブラインドサッカーのルール説明]

・コートの広さは、フットサルと同じ
・ゴールの広さは、最近フィールドホッケーと同じに広さに(大きくなり、シュートを狙いやすくなった)

・人数は5人→フィールドプレーヤー4人(目隠し)、ゴールキーパー1名(晴眼者)

・音が鳴るボールを使用→音でボールの位置を確認。

・攻める側のゴール裏に、ガイドさん(晴眼者)→ピッチ内の様子を声で選手に伝える。

・ピッチサイドには、選手やボールが逃げないようにボードを設置。

 

[3.ブラインドサッカーと世界]

・ブラインドサッカーは、2004年アテネパラから正式種目。
 →これまで、全大会をブラジルが金メダル独占。
 →日本代表(世界ランク13位)は、来年東京パラで初出場。

 →パラリンピックには8チームしか参加できない=日本にとって格上ばかりで覚悟が必要。

・海外:競技に専念できる環境(月の半分の時間を練習に)
 ←→日本:働きながら、業後や週末に練習
  →練習環境に大きな差。
・ただ、日本では普及活動を通じ交流などよい経験もできている。

 →交流を通じた激励などのパワーは、日本の強み!
・日本では、全国青年大会のように勤労青年が頑張っている。
 →スポーツ&仕事両面で得られる知識や出会いのパワーを大切に

 

[4.ブラインドサッカー体験]

1)ウオーミングアップ
 →2人組になり、1人は目隠し。
  目隠しをした方が寺西さんと同じ動作をするように、
  目隠しをしていない方があの手この手を使って伝えます!

  ※見えてない方へ、どうしたら伝わるのか。様々な方向を駆使し、考えることが大切☆

2)ボールを蹴り、ゴール(ポール)に当てるゲーム。
  3分間以内に何回当てられるかな??
  (音を鳴らしてボール&ゴールの位置を教えるなど、工夫が必要)

  ※ゴールが決まれば喜びのハイタッチ、外したらドンマイのグータッチを必ずかわしましょう♪

  ※体と足の方向を固定→足をボールから放すことなく、そのまま蹴りだすこと

[5.寺西さんからメッセージ(まとめ)]

・勝負はもちろん、多くの方に体験・知ってほしい!
・障害のある方もない方も一緒に楽しもう☆
 →ぜひブラインドサッカーを生で見てほしい&体験してほしい!

・勝負で熱くなる心も大切にしつつ、同じ競技で燃える仲間との交流を大切に☆

 

 

寺西一さん、剣持雅俊さん、ありがとうございました☆

スポーツは、やはり人を熱く、そして笑顔にさせますね!

今回の体験でも、参加者みなイキイキしておりました♪

イキイキするのも、勝ち負けといった結果や目標ももちろん、一緒にプレイする仲間がいるからだと感じました☆

全国青年大会、全国の仲間との切磋琢磨や交流も大切に☆

 

以上、交歓プログラムのご紹介でしたm(__)m

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