江内戸の景 | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!

「ゆ:夕焼けが 里山照らす 江内戸の景」

ぶんごおおのカルタです。覚えてね♪

 

 

 

こんばんは、なないろベース事務局&おおいた豊後大野ジオパークジオガイドのタカッチです、どすこーい!(笑)

 

みなさま、「江内戸の景(えないどのけい)」という場所をご存知でしょうか?

道の駅みえから眺める大野川と里山の風景です☆

日本の原風景のようなのどかな眺めです☆

このたび、この江内戸の景が、おおいた豊後大野ジオパークのジオサイトに認定されました☆

そこで、おおいた豊後大野ジオパークジオガイドの会でも学習会&保全会を実施。

江内戸の景について、みなさまにも簡単にご紹介いたしますm(__)m

 

 

▽動画→https://youtu.be/zE5POJehEZE

 

<要点>

・江内戸の景の魅力・ポイントは3つ。

 →「大野川」、「阿蘇の火砕流」、「河岸段丘」

・おおいた豊後大野ジオパークの特徴的・導入サイト。
 →阿蘇4溶結凝灰岩と大野川による地形の形成を説明できる。

・河岸段丘は、川が削る(浸食)して形成。
→ただし、9万年間、一様に削ったわけではない。

→ポイントは、「氷期&間氷期

 →・間氷期(あたたかい時期)…木々が茂り、土砂崩れを防ぐ=川の水流が優勢(雨が降ると水は流れても土砂は流れない)

 →・氷期(寒い時期)…木々が茂らず、土砂崩れが多い→土砂流入、堆積し、谷を土砂で埋める。

▽Cf:大野川から眺める道の駅みえ(河岸段丘)
 →4回の隆起運動でこの大きな崖が形成されたそう

・9万年前の阿蘇火砕流は、画像中央部の低めの山の高さまで堆積。

・堆積した台地は、平べったく、水が少ない土地

 →麦・桑・茶など、水が少ない農作物・栽培を行っている。
▽Cf:鹿道原(ろくどうばる)台地は、上記の農法を使用

  「ろ:鹿道原(ろくどうばる) 戦時中は 飛行場」←ぶんごおおのカルタ、覚えてね♪

さて、江内戸の景近くには国道あり。

車の駐車スペースがございます。

そのスペースに…誠に残念ながら、ゴミのポイ捨てが多く、がっかりです…。

そこで、ジオガイドで清掃(保全)活動を実施。

タバコの吸い殻、空き缶(ビールもあり)、コンビニゴミなどがたくさん。

環境破壊はもちろん、火事や飲酒運転の恐れもあり、極めて危険です!!

 

大切な景観、宝物です。

みなさま、マナーは捨てないようよろしくお願いいたしますm(__)m

 

 

 

 

…このような美しい風景を、未来に引き継ぎましょう☆

ぜひ現地で江内戸の景をご鑑賞くださいませ♪

 

おわり

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