こんばんは、なないろベース事務局タカッチです。
連投失礼しますm(__)m
今回はまちづくり内容です!
先週末、別府市へ。
『地域づくり交流大会in別府市』(By.豊の国づくり塾生会)という交流研修会に参加!
大分県内でまちづくりに励まれる方同士の交流や事例発表会です。
昨年の豊後大野大会に続き、今年も地元青年団の大先輩のお誘いで参加♪
あわせて、別府市在住のなないろベースメンバー:ひょっこりはんも実行委員ということで、一緒に楽しみました♪
まちづくりは青年団活動にも関わること、青年団は地域での出会いも大切にすること、地元青年団の大先輩&青年団仲間も参加ということで、みなさまにもご紹介いたしますm(__)m
今回は、交流会(事例発表)をメインにご紹介いたします。
別府とインバウンド(訪日外国人観光客)対策事業の活動報告が行われました。
特に今年は、秋に大分県でラグビーW杯も開催。
例年以上に多くのインバウンドが期待されますので、ご参考になれば幸いですm(__)m
☆「別府八湯 インバウンド対策 活動事例発表」
開催地:別府市でインバウンド対策活動を行っていらっしゃる5名の方の活動報告+大分県広瀬勝貞知事による講評です☆
※時間の都合上、動画では発表本編のみ(質疑応答は割愛)のご紹介です。
▽動画→https://youtu.be/bDRPmXiiswQ
<発表者>
(1)御宿 ゑびす屋 本田 麻也さん ※http://www.e-ebisu.biz/
創業143年の旅館 えびすの湯の女将。
熊本大分地震からの修復工事が終わり今年1月 「御宿 ゑびす屋」としてリニューアルオープンさせて頑張っています。
[報告要旨]
・ゑびす屋…明治17年に創業、145年の歴史あり。
→しかし、5年前の相次ぐ噴火などの営業で温泉枯渇
→さらに3年前の熊本地震でまた被害。
⇒知事などの激励もあり、今年1月から旅館を再開。
・本田さんは、若い頃は東京でアパレル業界に就職。
→15年前、両親の死をきっかけに別府明礬へUターン。
・Uターン直後、「明礬温泉で協力して頑張ろう!」と、協同組合を結成。
→明礬地域に自生のよもぎを活用したお茶・まんじゅうづくりを始めた。
→しかし、3年前の熊本地震で現在は組合の活動は休止中。
・地獄蒸し&県内の農産物使用が人気!
→大分の美味しい農産物を地獄蒸しを通じてPRしたいという想いあり。
→ベジタリアンの方に特に喜ばれている。
・明礬温泉には旅館が7つほどある。
→宿泊客の98%=国内客
→「明礬温泉には宿泊施設がない」と思われている?宿泊のPRも今後の課題。
・情報発信は、SNSで個人レベルで発信
→海外の方向けに発信強化をしたい。
・ツーリズム大学→大分の人とつながれた&大分の地をすることができたのが収穫☆
(2)朝見ゲストハウス「旅まくら」 相良孝幸さん ※https://oita.keizai.biz/headline/947/
大分市出身の相良さん。
築70年以上という民家を改装。
温泉巡りや地域交流の拠点となる新しい宿泊施設として生まれ変わらせ営業中。
[報告要旨]
・朝見神社近くにある古民家を、相良さんご自身がDIYで改築。
・朝見神社エリアは、観光エリアではなく、街からやや離れており、通常ならゲストハウス開業を敬遠される。
→しかし、開業1年でなんと2,000名も宿泊!
・宿泊客の8割=外国人(2019年6月ではなんと93%が外国人)
→欧米が多く、これまで41カ国の方が訪問(ブルネイ、ウルグアイなど多くの国から)。
→ラグビーW杯のおかげである(熱狂的なラグビーファンの予約もあり)
→また、海外向けの旅行予約サイトでの口コミ評価がかなりの高評価(外国人の口コミ=外国に伝わりやすい)
・ゲストハウスにいながら、国際交流ができるのが魅力・やりがい☆
(3)In Bloom Beppu 花田 潤也さん ※htps://www.inbloombeppu.com/
別府八湯の温泉をはじめ歴史文化にぞっこん惚れて熊本から移住し 78年前に別荘として建てられた古民家で宿を営んでおります。
[報告要旨]
・熊本地震で生命の危機を感じた
→一度しかない人生、いつ終わるかわからない人生。自分の好きなことに挑戦したい!
→かねてから大好きだった別府をPRしたいという想いで、別府でゲストハウスを開業。
・ゲストハウスは、1941年建立。満州の材木商の別荘を改装。
・宿泊客の67%=外国人(48%=アジア人)
→海外口コミサイトの評価:「古民家が素晴らしい」、「面白い宿主がいる&別府を熱くPRされる」
→宿泊客とともに別府を観光案内する(なるべくお客様と長い時間寄り添いたい)
→特におすすめなのが、「内成棚田」☆
・来月、もう1軒ゲストハウスを開店!
・大分県民みんなでおもてなしをしよう!
→生活の場でもサポートを☆(困っている外国人の声をしっかりと聴き、心のバリアーを外してみよう!)
→海外で日本の良い口コミが広がる。
(4)稲積京子さん
B-biz LINK(別府市産業連携・協働プラットフォーム)に所属別府駅にて 毎日外国人観光客の案内を担っています。
[報告要旨]
・40代~60代のスタッフ全員が3か国語を話せる観光案内所(日・韓・中)。
・おもてなしを大切に。
・観光案内→「自分も別府を知らないと伝えられない→自分から地域へ出歩こう!」
→情報を取りに行く&地域の人と繋がること大切さ☆
・オーナーの顔が見えるお店を紹介したい
・別府だけでなく、近隣地域も紹介したい!
(5)畑山知美さん
APU2012卒業生。
現在所属は鎌倉のHuber.Incで、今春開設JR 別府駅内に 新しく開設された外国人観光客向け案内所『WANDER COMPASS BEPPU (ワンダーコンパ スベップ )』で勤務されてます。
[報告要旨]
・「ワンダーコンパス」…「交流型」の観光施設
→旅の相談に乗ったり、ドリンクバーで旅行者同士が交流したり。
→ゆっくり腰かけていただき、旅の情報を調べたり相談しあったりをコンセプト。
→渋谷・京都・別府の3か所に拠点があり、相互で交流もしている
(Ex:京都からモニターで別府につなぎ、「こちらの方が今度別府に立ち寄るのでよろしく!」「困ったことがあれば別府ワンダーコンパスに立ち寄れば大丈夫!」)
・運営(収益)…ドリンクバー代、ガイド料、レンタサイクル代など(スポンサーも検討9
・「旅の拠点」として使っていただければ
→偶然同じ場所に集った同じ国同士の旅人をつなげる、別府住民の方も一緒に交流してほしい。
・「別府の旅人と一緒に旅するような雰囲気」で、人々と寄り添いあいたい。
(6)広瀬勝貞知事の講評
最後に、大分県広瀬勝貞知事から事例発表の講評を頂きましたm(__)m
[講評要旨]
・情報発信の方法を考えたい。
→海外の方はネットで情報を得る、海外の方にも分かりやすい情報提供を。
・お客様の満足はなにかを考えよう。
→「時間をかけて」、「親切さ」などが今回の事例のお客様満足なのかもしれない。
・「大分の魅力はどこにあるのか」を考えたい。
→印象に残る場所を提供できればよい。
・身近なちょっとしたことが、お客様の心を打つ。
以上が交流会でした。
発表者の皆様、広瀬知事、ありがとうございましたm(__)m
その後、懇親会。
別府ヒットパレードクラブで、オールディーズな雰囲気で楽しみました♪
(※あいにく、次の予定の都合上、私は途中でお暇いたしました。。。m(__)m)
▽動画→https://youtu.be/28M19lip_P0
楽しい時間を通じ、新しい出会いに乾杯!
インバウンドについて注目が集まっている昨今。
一大観光地では、昔ながらを活かしながらも新しい取り組みにチャレンジされている印象。
その中でも、「親切なおもてなし」、「地域の魅力をしっかりPR」、「自ら魅力を探しに出歩く」ことが大切だと学びました☆
豊後大野でもしっかりと活かそう!
関係者各位、ありがとうございましたm(__)m
以上です!
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<大分県豊後大野市青年団なないろベース>
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