2012.3.17(土)13:00-14:30、@豊後大野市解放会館(隣保館)。
こんにちは、事務局長タカッチです。
みなさま、お体は大丈夫でしょうか??
私は昨夜ダウン、今日は何とか元気でおります・・・。
さて、本日の午後、大野町で行われたイベントに参加。
☆「創作劇 正義の勇将 戸次道雪」
・豊後大野市まちづくりチャレンジ事業→http://www.bungo-ohno.jp/division/kikaku/kikakuchousei/matidukur_iinkai/challenge_jigyo.htm
(豊後大野市ホームページへ)
・主催:自然と歴史に親しむ会(大友氏を顕彰する会・里歩の会)
・内容:第1部=活動発表(自然と歴史に親しむ会) 第2部=創作劇公演(NPO法人「筑前立花会」)
今回は、地元学習(地元出身の武将について)、地域活動をされている方の紹介の意味で記事を公開します!
それでは、今回のイベント内容を紹介します!
<はじめに(Intro)>
イベント紹介するといいつつ、その前に説明を(笑)
今回の主人公「戸次道雪」について紹介します。
*「戸次道雪(べっきどうせつ)」
「立花道雪」「戸次鑑連(べっきあきつら)」という名でも有名です。
また、輿に乗りながら号令し勝ちを重ねることから「鬼道雪」として恐れられ、雷を受け下半身不随となっても戦い続けたことでも有名でしょう。
その道雪は、永正10(1513)年、豊後国鎧ヶ岳城(大分県豊後大野市大野町田中)で生まれます。
鎧ヶ岳城は大友氏に仕えていたこともあり、道雪も大友義鑑に仕えます。
「二階崩れの変(大友義鑑が後継者を嫡男の義鎮ではなく溺愛していた三男にしようとし、家臣から反発)」でも大友氏を支持。以後、大友義鎮(宗麟)からも厚い信頼を受けます。
そして、大友氏から功績を認められ、筑後国立花山城(福岡県新宮町・久山町・福岡市東区一帯)城主となる。
その後、島津氏の勢力が北上し、戦へ。そして道雪は…??
…詳しくは、第2部の創作劇紹介にて(笑)
<第1部:活動紹介>
大野町で活動される「自然と歴史に親しむ会」の活動報告が行われました。
主に、「里歩の会」「大友氏を顕彰する会」で構成されているようです。
○「里歩の会」(公式サイト→http://ono.oita-shokokai.or.jp/
)
一大観光地など無いけれども、自然はたくさんある。
そこで、ゆっくり自分のペースで路を歩きながら、自然満喫や新発見、地域の方との交流を行う「カントリーウォーク」を大野町で行おうという思いで設立された会です!
大野町をゆっくり歩いてもらうことで、自然を満喫したり、発見をしたり…大野町が活気づくといいな、と代表が語られていました☆
先日紹介した、ものづくり観光行動学会の李氏が語られた21世紀型観光を想起させるような、魅力あふれる活動だなと個人的に思いました☆
○「大友氏を顕彰する会」
豊後を治めた戦国大名、大友氏について学習・啓発される会です!
歴史専門家の講義、現地学習、花植え活動などを行っていらっしゃいます。
郷土の偉人を大切にし、真摯に学習・啓発活動を行われている様子が伺えました!
<第2部:創作劇>
NPO法人「筑前立花会」(福岡市東区に事務所)による創作劇です。
戸次道雪の後半生の様子が演じられました。
まず、道雪の勝どきのもと、オープニング。
多くの兵士が会場脇から登場!迫力ある幕開けに。
次に、道雪の歌に乗せた舞踊の披露
道雪の功績を称えた歌と舞踊がある…道雪の存在の大きさがうかがえる一幕ですね。
さて物語は、大友氏により立花山城城主に奉ぜられる場面よりスタート。
左から3番目が大友氏、その右が道雪。
その後、立花山城城主に就任。
しかし、家臣より、耳川の戦いにて大友勢が敗れることを耳にする。
これにて、大友氏の有力家臣が多く失われ、大友勢力が衰退していくことに。
さあ、当時の農民の姿。
とあることから、これからこの地で戦が起こるのではと農民は予想。
詳細は訳ありで紹介できない(しづらい)ですので、実際の創作劇をご覧になることを勧めます!(笑)
さて、劣勢となった大友勢。
道雪と高橋紹運(じょううん)とで、島津氏の侵攻を防ぐように指示した。
↓その場面
余談ですが、大友氏の胸元を見ると、キリシタン大名らしく十字架の首飾りが!
忠実に再現されていますね!
さあ、島津氏が筑後へ攻めてきます!
道雪は、高良山(こうらやま、久留米市)で構えていました。
そして、島津軍相手に攻撃をしかけます!
攻撃をしかけるも、大苦戦します!
さて、一方の島津軍。
「鬼道雪」が相手なだけに、「手ごわい相手だな…。」「最後まで油断するな!」と気を引き締めました。
↑島津陣営
そんな戦の中、道雪は病に倒れます。
道雪「私の亡骸に甲冑を着せ、柳川の地に葬ってくれ」と残し、天正12(1585)年9月11日、73歳にて没す。
道雪の死を聞いた島津氏。
敵大将でありながらも、実力のあった道雪を賞賛。
道雪の葬儀列には攻撃を仕掛けなかったとか。
道雪の弔いの列に手を合わせる島津軍。
これまた道雪の業績の姿が伺えます。
…こうして創作劇は終了。
筑前立花会のみなさま、ありがとうございました!
なお、最後に道雪の歌を会場内全員で歌い、イベント終了となりました。
もう1つ。今回、記念品として、大野町の茶園でつくられた紅茶を頂きました☆
こちらもありがとうございました☆
今回のイベントを通じて学んだこと・感じたことは(※あくまでも一個人の意見)…
○地元:豊後大野出身の戸次道雪というものすごい武将がいることをはじめて知った!
→名前は何度かうかがったことがありましたが、豊後大野市生まれということを初めて知りました!
そして、その実績・人生もはじめて知りました!
地元出身で、九州はじめ全国に名をとどろかせた武将がいることを知ると、1つ地域の誇りが増えた気がします。
○地元についてもっと知ろう!魅力・自慢を新たに知るかも!?
→今回の道雪(=人物)をはじめ、地元のことを様々なジャンルで調べることで、新発見がありそうです!
最近はジオで自然面からも新発見をしていますが、色んな分野からも考察&すでに知っている分野でもさらに深く学習すると、目からうろこかもですね!
…ほら、そうしているうちに豊後大野のとりこになってるかも!?(笑)
○地域を愛する/大事にする方々の存在に気づく
→主催者の自然と歴史に親しむ会、創作劇の筑前立花会のみなさまの熱意が伝わりました!
「地元を大事にしたい!」「地元を盛り上げたい!」「地元をもっと知りたい!」「地元の英雄といった誇りを大切にしたい!」という気持ちが根底にあることを感じました。
そして、実際にそれを活動(=行動)に移して活動されています。
私どもなないろベースも、こうした地元への熱い想いを大切にし、実際に活動・地元へ還元できる団体でありたいなと今一度感じました!
長くなり恐縮です。
以上が、戸次道雪イベントの報告でした。
さあ、明日はいよいよ豊コンですね!
なないろベースメンバーの多くが実行委員として活動しています。
無事に成功するようがんばりますので、みなさまも応援よろしくお願いいたしますm(__)m
以上、タカッチでした(^^)v
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<なないろベース(大分県豊後大野市青年団)>
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