私が得たもの | 丁寧な触診ではりとお灸をする鍼灸師奈々

丁寧な触診ではりとお灸をする鍼灸師奈々

丁寧な触診。マッサージではなく触ることであなたの体を知りはりとお灸を使って治療しています。
治ると言うことに疑問を持ちホメオパスふみえ師匠に出会い学び自分なりの答えを持つようになりました。
思春期男子を子育て中です。日々反省と躍進してます。


    

丁寧な触診と熱いけれど効くお灸をすえる
鍼灸師奈々


2023年に起こった

両親の介護

そして父の死

母はまだ病院でがんばってくれているお話をブログに書きました。




この出来事で私が思ったことは


現代医療も必要で

ホメオパシーも必要で

鍼灸も必要で

リハビリも必要で

介護の知識も必要で



不必要なものはこの世に無いと実感しました。




以前までは現代医療

西洋医学に対して反感があったように思います。



そんなに薬を出す必要があるのか?

医者は人を見ていない

症状だけを見ている

金儲けばかり考えている


検査ばかりで

人間を部分でしか見ていない


総合的に人間を見ていない


と反感がありました。




たしかにそのような医者もたくさんいました。



不必要な薬は飲む必要はなく


すぐに薬に頼るのではなく

薬の前にできることがないかを考えることは必要



症状に対して薬を出すから

薬が多くなり

結局その薬によって違う症状が出ている

なんてこともあります。




しかし



西洋医学

現代医療を築き上げた方達は

そのようなつもりで

志をもち築き上げたわけではなく



真剣に考えて真剣に向き合って

今の西洋医学ができていて




そのおかげで



父は癌による痛みを軽減することができた



母は輸血をして命を長らえている



ことは確かなんです。


そこに至るまでに

失敗もあったでしょうし

間違いもあったでしょう

その失敗、間違いをしてしまった人たち

その失敗、間違いの被害にあった人たちがいるおかげで今があり


全てが悪いわけではなく

そのような流れはきっと今に至るためには必要だったのだと思うのです…




今までの積み重ねで今があるということを

感謝する以外に考えられないと思うのです。





今までの歴史の中で



宗教が主だった時代には

怪しい祈祷師などもいたのでしょうが

本物の祈祷師

本物の祈り

そのパワーがあった時代もあったけれど

それも使う側受ける側の思いがズレてしまった時に

詐欺だったり

誤魔化しだったりする人が出てきて

そこにすがる人が出てきて

無理難題を押し付ける人が出てきて

その被害を受けた人が多かったから

そのことに気がついた時代があり


それだけではいけないという思いが出てきて

その思いをもつ人たちが

真剣にどうしたらよいかを考えて


色々な医学が進み

発展して

民間療法などが広がり

鍼灸もそのような流れで広がり発展して


西洋医学も発展してきて


その西洋医学も

瀉血療法やヒルなどを使った

西洋医学がかつてはあって

様々な人たちが志を持って発展させてきつつも

間違いがあり

間違いがありながらも

そこでも人が真剣に考えて西洋医学を発展させて

そこにも使う側受ける側の思いがズレていき

本当にこれでいいのか?

本当にこれが治るのか?

治るとはどういうことなのか?

人間の尊厳は?

幸せとは?

生とは?

死とは?

ということに向き合っていないと

ズレが大きくなり

人間の治療というところから大きなズレが出てきて


そのズレに気がつき

真剣に向き合った人がいるおかげでホメオパシーや他の医学があり


全て素晴らしいもので

この世にある全ては人の意志が働き

その意志によって発展して

人間が進化してきているのだと感じます。



今は大きな転換期で

そのことに気がつき

大きく変わっていく時代のような気がしています。



父と母に起こった出来事は

私にそのことを強く考える時間を与えてくれた素晴らしい出来事になりました。




まだうまく伝えられない自分がいますが

そのことをもっとわかりやすく伝えられるように

これから日々精進して行きます。



まだまだ母はがんばっていますので

私も母のサポートをがんばり

そのことを伝えていけたら幸いですおねがい