【なるべく週刊エモト】プロ野球もプレー時間短縮を | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏(71)が、2019年ゴルフ新ルールに触れて、ひとこと。「プロ野球も改善すべし」。さて、何を? どんな因果関係が? (構成=内井義隆)
 --ゴルフの話から、ですか
 「先週、知人と今年初めてゴルフをした。俺はもともとせっかちな性格だから、毎度毎度プレーは早い。ダラダラと回るのは我慢ならん。素振りは1回で、グリーンの目も読まない。今回も2人で回って、午前中に終わり、昼飯を食べて帰ってきた」
 --ホントに早っ
 「で、今年から、ゴルフの新ルールができたよね。その目的の一つが、やはりスロープレー対策だという」
 --ええと確か…。バンカーショットは2罰打で後方に出して打ってよい、グリーンのピンは立てたままでよい、準備できた者から打ってよい、などですね
 「そう。プレーをスムーズに、分かりやすく、楽しく。その前提にあるのは、垣根を取り払い、門戸を広げる。ゴルフ人気の回復を図ろうということだ」
 --そうでした
 「さて、そこでプロ野球よ」
 --ここから本題で
 「ゲームのスピードアップが叫ばれて久しいというのに、相変わらず試合時間は短縮されない。プレーのテンポが悪い上に、ちょっとボールが当たっただけで、ベンチに引っ込んで治療する輩が多い」
 --いますね
 「おまけに、リクエストだ、リプレー検証だと、逆行するかのような制度までできてしまった」
 --1試合で何度もありますね
 「流れを止める、あるいは流れを変えかねない、あの間延びした時間を放置していいのかね。スロープレーは全てにおいて害。ダラダラしたゲームは、人気の下降を招くぞ。ゴルフ界に続いて、球界も改善すべし!」
 --なるほど
 「試合時間が2時間半くらいに収まれば、めっきり減ったテレビの地上波中継も、復活すると思う。今こそスピードアップを!! コミッショナーは声を大にして発信してほしいね」