阪神・北條、山田“哲”学で1年乗り切る!4年連続合同自主トレ | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 来年も“哲”人に弟子入りや! 阪神・北條史也内野手(24)は25日、年明けにヤクルト・山田哲人内野手(26)らと愛媛・松山市内で合同自主トレを行うことが決まった。志願していたが、今季終盤に負った左肩亜脱臼の回復具合次第とあって未定だった。これで弟子入りは4年連続。今オフは師匠から“1年間を通じて戦える秘けつ”を吸収する。 熱望していた山田塾への入門が、今年もかなった。今回のキーワードは哲人ならぬ“鉄”人。この日も鳴尾浜で汗を流した北條は、1年を通じて1軍で戦い続けられる秘けつを聞き出す。
 「1年間、ずっと(試合に)出ることが目標なので。それにちょっとでもためになることを聞けたらいいと思う」
 2016年から母校・光星学院(現八戸学院光星)高で1学年先輩の川上竜平(当時ヤクルト)に頼み、自身が所属していたオール狭山ボーイズ(大阪)の先輩であるヤクルト・川端が主催する合同自主トレに参加。そこに山田哲もいた。今オフはシーズン終盤に左肩を亜脱臼したため球団から許可が出ないといけない状況だったが、参加OKとなった。
 自身は2016年の122試合が最多で、ここ2年は83、62試合と出場数を減らした。今季は打率・322と好調で「2番・遊撃」に定着して活躍していただけに、負傷離脱は痛恨だった。
 山田哲は2015、17年に全試合出場。今季は140試合だが、打率・315、34本塁打、89打点で史上初の3度目のトリプルスリーに輝き、昨季最下位の燕を2位まで押し上げる原動力となった。自身もシーズンを通じて存在感を発揮したい。「いろんな人に聞ける場でもあると思う」と練習の仕方、日々の過ごし方まで学び尽くす。
 来季の遊撃は鳥谷、植田、熊谷、正二塁手争い次第では上本や糸原も参入してくる超激戦区。競争を勝ち抜いて、自身もチームに欠かせない存在になる。
 「けがをしていましたけど、キャンプ最初からそういうのは思わせないくらいレベルアップしたな…というくらいになってキャンプに挑みたい」
 リハビリ明けだなんて思わせない。来季レギュラー争いを制するため、山田“鉄”人に教えを請う。 (織原祥平)
★北條自主トレ
 ◆2016年 トリプルスリーを達成した山田哲、首位打者を獲得した川端らに弟子入り。「一流の選手がいる。少しでも近づけるようにしたい」。この年、122試合に出場してブレーク
 ◆17年 ランニングやマシン打撃で汗を流した。「(左足の)間だったり、軸、フィニッシュの瞬間とか、全部見ています」と攻守の動きを注視。山田哲からは「力強くなった」と成長を認められた
 ◆18年 17年は不振もあって83試合と出場数が減少。「調子が悪いときに、どうしていますか?」と質問し「悪いときにどうしていたかをメモすればいい」と“メモ魔のススメ”を受けた