村田の花道、DeNAと巨人両軍の選手から5度胴上げ!東京Dでお別れセレモニー | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 横浜(現DeNA)と巨人でプレーし、今季独立リーグのルートインBCリーグ・栃木で引退した村田修一氏(37)が28日、巨人-DeNA戦(東京ドーム)の前に行われたセレモニーに出席。試合後、現役時代に守った三塁の守備位置で両軍の選手から5度、胴上げされた。
 「自分のポジションで上げてもらうことは、なかなかないこと。いつかまた心に染みるのかな」
 「男・村田」の愛称で親しまれ、NPB(日本野球機構)時代に360本塁打。試合前はグラウンドに立ち、父親の現役時代のユニホームを着た3人の息子、夫人・絵美さんが見守る中、約7分間のスピーチを行った。
 「村田修一の現役生活は終わりましたが、村田修一の人生はまだこれからも続きます。息子たちを、一人前の男にしたいと思っています」。それぞれの古巣で背番号25を継承したDeNA・筒香と巨人・岡本から花束を贈られ、巨人・高橋監督と握手を交わした。
村田氏についてDeNA・筒香「試合前に少し話をさせていただきました。僕らもジャイアンツの選手も寂しい気持ちがあると思います」
村田修一氏についてDeNA・ラミレス監督「すばらしいキャリアを築いレモニーの機会を設けたのは気持ちの表れだと思います」
★村田・BCL栃木引退セレモニーVTR
 9月9日、今季最終戦の群馬戦(小山市)後にセレモニーが行われた。家族や同級生、横浜時代の監督だった大矢氏らが駆けつけ、巨人時代の同僚の阿部、坂本勇らからは連名で特大の“フラワーボード”が届けられた。村田は「きょうをもって私は現役を…引退します」と8月の記者会見ではあえて使わなかった“引退”の2文字を口にし、男泣き。16年間のプロ生活に終止符を打った。
村田 修一(むらた・しゅういち) 1980(昭和55)年12月28日生まれ、37歳。福岡県出身。東福岡高から日大を経て2003年ドラフト自由枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年に本塁打王。12年にFAで巨人に移籍した。16年には三塁手として4度目のベストナインと3度目のゴールデングラブ賞を受賞。17年オフに戦力外となり、今季はBCL栃木でプレー。08年北京五輪、09年WBC日本代表。1メートル77、92キロ。右投げ右打ち。既婚。