西武・雄星、東北魂で後半戦好調!岩手・花巻東高出身/東北スポーツ | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 パ・リーグの首位を走る西武のエース、岩手・花巻東高出身の菊池雄星投手(27)は「左肩の機能低下」で約1カ月の離脱があったが、前半戦は8勝1敗と活躍。後半戦でも好調を持続している。
 26日のオリックス戦(メットライフ)では9回7安打1失点と好投。同点のまま降板し勝ちは付かなかったが、「終わりよければ全て良し」とチームの勝利を喜んだ。 左腕は前半戦に苦しんだ。開幕2週間前に寝違えによる首痛を発症。患部をかばいながら投げるうちに肩の回復が遅れた。5月6日に「左肩の機能低下」で出場選手登録を抹消されるまで5勝したが、防御率3・86。チームが首位を走る中、先発ローテーションを外れるのは苦渋の決断だったが、先の戦いを見据えて2軍調整を選んだ。
 菊池が抜けたチームは首位ながら5月を10勝14敗と負け越した。「悔しさも責任も感じ、何もできない歯がゆさもあった」という約1カ月のリハビリ期間。それでも仲間を信じ「中途半端な状態では帰ってこられない」と前を向いた。
 6月1日の阪神戦(メットライフ)で復帰後は前半戦終了まで3勝1敗、防御率1・93。力強い投球が戻っている左腕のモチベーションは、みちのくのマウンド。「友だち、家族、親戚(しんせき)が見に来てくれる。ビジターだけど東北で投げるのは楽しみ」と力強くうなずいた。 (花里雄太)