【エモやんの舌好調】巨人、得点の設定を上げないから逆転サヨナラ負けに | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (セ・リーグ、中日4x-3巨人、9回戦、巨人6勝3敗、29日、ナゴヤD)前夜のサッカーW杯のVTRかと思った。五回まで0-1。日本代表がボール回しに専念して攻勢に転じないなら、巨人打線はボール球に手を出して反撃もままならない…。リリーフ陣が弱いんだから、得点の設定をもっと上げないと。吉見から2点しか取れなかったことが、逆転サヨナラ負けにつながったんだ。
 ここ一番になればなるほど、いとも簡単に、ボールになる変化球にひっかかる。そういうシーンをこの3年間でどれだけ見たか。もはや、考え方を180度、変えてみてはどうだろう。
 追い込まれたら、真ん中にしか来ない-。
 そう決め込んで、真ん中だけを待つ。そうすれば、ボールになる変化球に手を出さない。相手バッテリーは、ボールにしておけば振ってくれると安心している。そのボールに見向きもしなければ、失投や甘い球もやがて来る。それこそ待っている球。イタダキだ。
 もちろん、何億円も稼いでいるプロの打者に対して、失礼な言い方であることは重々承知している。それでも、逆説的に、配球の読みを単純化させてみるのも、手ではないかな。このままだと、投手への負担は増えるばかりだよ。(サンケイスポーツ専属評論家)