俳優、滝藤賢一（４１）と女優、広瀬アリス（２３）が７月１９日スタートの日本テレビ系「探偵が早すぎる」（木曜後１１・５９）にＷ主演することが２９日、分かった。映画、ドラマに引っ張りだこの個性派俳優と旬の美人女優が初共演。事件が起きる前に解決するという異例の探偵を演じる滝藤は「こんなの初めて」とワクワク。膨大な遺産を相続する女子大生役のアリスは「今までにないコミカルな探偵ものです」とアピールした。
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「探偵が早すぎる」は作家、井上真偽氏の同名小説を実写化。犯罪計画を察知し、犯人を返り討ちにして事件を未然に解決する異例の探偵、千曲川（滝藤）が、５兆円の遺産を相続し、命を狙われる女子大生の一華（アリス）を守る物語。探偵ドラマは事件後に犯人を推理するのが王道だが、今作は推理が“早すぎる”ため事件は起きず、一華が迫る危機に気づくこともないというコミカルな展開となる。
滝藤は、ＮＨＫ連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロイン（永野芽郁、１８）の父親を好演中で、昨年末の日テレ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」の恒例企画「絶対に笑ってはいけない」に仕掛け人で出演するなどバラエティーでも活躍している。
中山喬詞プロデューサーは「偏屈で聡明な千曲川を名バイプレーヤーの滝藤さんが演じると、どんな化学反応が生まれるか楽しみ。今までにない“新しすぎる”探偵ドラマになる」と期待する。
アリスも前作の朝ドラ「わろてんか」で女性漫才師を演じるなど２０代を代表する注目の女優に大成長。中山Ｐは「一華と広瀬さんは『みんなから愛されている』という点が全く一緒」とハマリ役を強調する。
滝藤と初共演となるアリスは「年末の番組（『絶対に笑っては－』）の印象が強いです（笑）。お会いしてどうなっていくのかな」と６月下旬のクランクインが待ち遠しい様子。滝藤は「女性らしさの中にジャンヌ・ダルクのようなたくましさを秘めている」と“お嬢様”を絶賛し、「起承転結の『起』がない探偵ドラマは初めて。今からどうなるのか楽しみでならない」とアリスとの化学反応に胸を躍らせている。