広島、ジョンソン→大瀬良→九里でトラ狩りじゃ!28日から衣笠さん追悼試合 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 広島は28日からの阪神3連戦(マツダ)で、23日に上行結腸がんで急逝したOBの衣笠祥雄氏(享年71)の“追悼試合”を開催する。大事な3連戦に向け、27日は大瀬良大地投手(26)らが本拠地で調整。ジョンソン-大瀬良-九里の“虎狩りローテ”で必勝を期す。
 29日の阪神2戦目を託される大瀬良は、キャッチボールなどで汗を流すと、“追悼試合”での快投を誓った。
 「直接、お話しをしたことはないですけど、偉大な記録を残されたことをトレーナーや調べたりして知っている。カープの大先輩ですし、しっかりゲームを作っていきたいです」
 プロ野球記録2215試合連続出場を果たし、1970-80年代の赤ヘル黄金期を築いた故・衣笠祥雄氏の功績を称える特別なカードだ。28日の試合前には黙とうを捧げ、3連戦中は緒方監督をはじめ全員が喪章を付けてプレーする。ここまで2勝2敗、防御率3・13と先発ローテの中心で奮闘する右腕は、負けられない思いを口にした。
 DeNAに敵地で3連勝し、ゲーム差2・5に広げて突入するゴールデンウィーク。首位をがっちり固めるべく、阪神との3連戦は、“虎狩りローテ”を編成した。
 1戦目は、阪神戦通算13試合7勝2敗のジョンソン。2戦目は13試合6勝3敗(先発時のみ)の大瀬良。そして3戦目には、昨年4月2日のマツダで6回1失点の好投を見せた九里を抜てき。2カード連続の同一カード3連勝をもくろむ。
 「打線には新しくロサリオが入っている。その前にランナーをためないようにしたいです」と大瀬良。カープ伝統の全員野球で天国の鉄人に勝利を届ける。 (柏村翔)