（パ・リーグ、日本ハム３－２オリックス、５回戦、日本ハム４勝１敗、２６日、札幌Ｄ）オリックスの吉田正が４号ソロを含む２安打２打点と孤軍奮闘したが勝利はならなかった。三回に先制打を放つと、１－３の六回には１ボール１ストライクからチェンジアップを右翼席上段にまで運んだ。１０日の楽天戦以来の本塁打に「久しぶりに自分のスイングができた」と手応えを口にした。
昨季までの２年はけがに苦しんだスラッガーは、今季ここまで全試合に先発出場している。チームは３連敗を喫したが「ここからですね」と気持ちを切り替えた。
福良監督（１点差で敗れ）「あと一歩ですね。（九回のバント失敗は）こういう競ったゲームではそういうところができないと」
ディクソン（五回途中３失点で３敗目）「調子は良かった。五回の最初の２本はアンラッキーな部分もあったが、近藤にはしっかり打たれたし、中田には待たれたところに投げてしまった」