夢の1軍へはい上がるぞ!燕D1・村上、春季教育リーグ開幕戦で「4番三塁」先発有力 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 ヤクルトのドラフト1位・村上宗隆内野手(18)=九州学院高=が、3月2日の春季教育リーグ開幕戦(西武戦、戸田)に「4番・三塁」で先発出場することが27日、有力になった。24日に打ち上げた宮崎・西都市での2軍キャンプを完走し、首脳陣は実戦経験を積ませながら英才教育する方針を固めている。
 懐の深い構えから、大きく振り抜いた。埼玉・戸田球場で行われた2軍練習。居残り特打を行った村上が、スケールの大きさを感じさせた。
 「とにかく『しっかり振る』ということを考えています。(バットの芯で捉える)確率を上げていければ。全然駄目なので。これからもっと試合に慣れていければと思う」
 この日行われたシート打撃では、館山から左前に安打性の打球を2本放った。24日に打ち上げた2軍の西都キャンプを完走し、疲労はピーク。高津2軍監督は「相当な練習量をこなしたので、今が一番しんどいとき。特に(捕手から転向した三塁の)守備は成長した。これからどんな経過をたどるか、見守っている段階」と、未来の主砲の現状を説明した。
 3月2日の春季教育リーグ開幕戦は「4番・三塁」での先発出場が有力となった。首脳陣は実戦経験を積ませながら、英才教育する方針を固めている。高津監督は「体が続く限り、ずっとスタメンで使うつもり。人がいないので100%レギュラーです」と明言した。
 新人選手の紹介が行われる同18日のソフトバンクとのオープン戦(神宮)での1軍デビューも検討されている。1軍でも不動の4番と呼ばれる日を目指して、村上が階段を上っている。 (長崎右)