ひじょ~にいい!広島・坂倉を阪神・掛布SEAが絶賛「前田智だ」 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 広島春季キャンプ(26日、沖縄・コザ)阪神・掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が26日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われている広島のキャンプを視察した。ミスタータイガースは「戦力が充実している」と警戒。自身と同じ千葉出身で2年目の有望株、坂倉将吾捕手(19)の打撃を「前田(智徳)のように仕留められる打者」と絶賛した。
 ユニホームからスーツに着替えた掛布SEAが、球団史上初の3連覇を目指すカープの練習に熱視線を注いだ。
 「戦力が充実している。さすがセ・リーグを連覇しているチームという感じがする。センターラインを見てもパッと名前があがるよね」
 午前10時30分に球場入りして関係者にあいさつするとすぐにブルペンに移動し、ジョンソンの投球練習を視察。メイン球場に戻ると、ネット裏からフリー打撃やシート打撃を熱心に見つめた。
 広島は昨季2位・阪神に10ゲーム差を付けてリーグ連覇を達成。野手陣は田中、菊池、丸のセンターラインに、23歳の鈴木、41歳の新井とベテランと若手が融合。投手陣も野村、薮田、岡田、大瀬良らの20代の先発陣が中心となって王国を築きつつある。
 投打ともに充実しているカープだが、掛布氏が最も注目したのは、同じ千葉出身の2年目の捕手、坂倉。昨季ウエスタン2位の打率・298の左打者について「魅力を感じる」。通算2119安打を放ち、「天才」と称された広島OB・前田智徳を引き合いに「前田のように仕留められる打者。ミスショットしないよね」と絶賛した。 広島には昨夏の甲子園で1大会個人最多となる6本塁打を記録したD1位・中村奨成捕手(広陵高)が入団するなど“超”が付くほどの有望株がズラリ。「2人の将来が楽しみだよね」。背広組としてセ・リーグ最大のライバルを今後も注視していく。 (柏村翔)