SMBC日本シリーズ第3戦(DeNA2-3ソフトバンク、ソフトバンク3勝、31日、横浜)ソフトバンクが逃げ切り、3連勝。2年ぶりの日本一に王手をかけた。一回二死三塁から4番・内川の右越え二塁打で1点を先制すると、四回には一死二、三塁から8番・高谷の中前2点打で加点した。先発・武田が4回1/3を投げ4安打1失点で、五回途中からの継投策が成功した。ヒーローインタビューには先制打の内川聖一外野手(35)と、追加点を挙げた高谷裕亮捕手(35)が選ばれた。
——先制タイムリー含む2安打。キャプテンの内川選手です。チームにとっても、内川さんにとってもいい先制点でした
内川「1、2戦とも、柳田が出てデスパがかえすという展開だったので。かえせない時は、僕が頑張らないといけないと思っていたので、その気持ちが結果につながって良かったです」
——1点差ゲームの中、七回には円陣
内川「野手はなんとか点を取りたいという気持ちでやっていたんですけども、なかなかチャンスで点にならない展開が続いてましたし。ピンチを森(投手)が頑張っていた後でしたので、野手ももう一回集中して、残り3イニング頑張ろうと話しました」
——高谷選手の攻守による活躍も光った
内川「いつも冗談で、35歳と36歳(高谷は11月13日に36歳)なんで、じじい頑張れよ、と言っているので。じじい2人が頑張れて良かったです」
ここで、追加点の高谷へインタビュー
——打つ方でも、守る方でも素晴らしい活躍
高谷「試合で使っていただいてる時は、必死こいてやるだけなんで。立ち上がり、武田(投手)が不安定な中で、守備で助けてあげられてよかったと思います」
——中盤のしびれる展開でピッチャーを引っ張った
高谷「ピッチャーの頑張りに尽きると思います。七回に内川キャプテンが集めて残り3イニング頑張ろう、って。さらに一つになって頑張れたのでよかったです」
——2年ぶりの日本一へ王手をかけた
内川「日本一に一歩近づいたことは間違いのない事実だと思いますけれども。うちが4つ勝つか、ベイスターズが4つ勝つか、その勝負だと思っているので。うちはがあと1勝ですけれども、4つ勝つまでは全力で頑張りたいと思います」
高谷「内川の言うとおりだと思います。最後までしっかり気を引き締めて。またあしたに向けてしっかりと準備をしていきたいと思います」